講談社文庫<br> 奴の小万と呼ばれた女

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講談社文庫
奴の小万と呼ばれた女

  • 著者名:松井今朝子【著】
  • 価格 ¥764(本体¥695)
  • 講談社(2014/08発売)
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  • ISBN:9784062737302

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内容説明

身の丈六尺近い、雪のように肌の白い〈奴の小万〉は、愛しい男を守るためなら、角材を手にしてでも大立ち回りに走る。大阪屈指の豪商の娘でありながら、「せっかくこの世に生まれたからには、くわっと熱くなる思いがしてみたい」と、型破りの生き方を貫く。歌舞伎にも登場する痛快な女侠客の実像を初めて描く!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

42
格好良かったです。200年前にこんな女性がいたとは信じられません。体も大きく、愛する人を守ろうとする姿はロックとしか言えませんね。2021/10/26

onasu

23
江戸も中期の大坂に、こんな女傑がいたとは、いいネタが拾えました。その女人とは、炭と薬種を扱う大坂でも大所の商家木津屋の娘お雪。身の丈6尺近くという大女で、喧嘩沙汰の逸話も喧しく「奴の小万」として歌舞伎の題材にも。  女には窮屈な時代にあって、家族には迷惑な話しだが、常識に捕らわれず奔放に振る舞うも、男子が短命な家系で一時は女主ともなるが、独り身での出産(死産)を機に後釜を据えるや隠居の身に。  木村蒹葭堂夫妻とも親交が深かったというのも拾いもので、食い足りないところもあったが、読みたい箇所が増えました。2019/08/28

ともゆき

10
もっと痛快な話かと思ったけど…。でも、これはこれでよい、かな。2015/03/03

タツ フカガワ

6
享保期、大坂の大店の娘に生まれたお雪は、美人ながら長じて五尺七寸にもなった大女。幼いころから世間の常識にことごとく反発。男たちと喧嘩沙汰まで起こし、やがて「奴の小万」として芝居にも取り上げられた女傑を、ときにユーモラスに、ときに激しく、そして切なく描かれるお雪がなんとも魅力的で、一気読みでした。2017/04/23

新地学@児童書病発動中

6
まっとうな世間様と戦いづつけたまっとうでない女性の物語。文章もプロットも絶品。2010/05/06

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