出版社内容情報
世界旅行へでかけたおばあちゃんのかわりに、とねりこ通りで暮らすことになった、ねこのこふじさん。おばあちゃんとの約束は、「お家賃のかわりに、その月の行事をすること」。とねりこ通りでの出会いが、こふじさんを、少しずつ変えていきます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶち
109
仕事をやめて家に引きこもっていた猫のこふじさんは、旅に出たおばあちゃんに代わって、とねりこ通りの西洋館に住むことに。お約束は、"お家賃のかわりにその月の行事をすること"。行事をすることで、たくさんの友達ができ、こふじさんが変わって行く物語です。お家賃として行事をすると言うのは、とても素敵な発想だなぁとワクワクしちゃいます。ひと月ひと月の行事に視点を合わせた生活は、急か急かした日頃の気持ちを反省させてくれます。 動物たちのにぎやかな世界を描いたたくさんの挿絵も楽しいです。2019/12/17
ままこ
100
おばあちゃんが世界旅行する間住むことになった“とねりこ通り”の西洋館。お家賃は『月に一度、その月らしい行事をすること』辛いことがあって引きこもりになってしまったこふじが、この町で出会った個性的で優しい動物達と過ごすうち次第に閉ざした心を開いていく。だれかがどこかで気にかけてくれることは嬉しいね。ズボラな面もあるこふじと几帳面なネズモリとのやり取りもほのぼの。“ねこ織”私も欲しいな。心がほっと温まる優しい物語。2020/03/20
ぶち
82
(再読) 『ほんやねこ』『おれ、よびだしになる』『かんけり』などの絵で、石川えりこさんのファンになりました。この本の挿絵も石川さんの絵。 「お家賃のかわりに、その月の行事をすること」というなんとも素敵な発想に、何度読んでも感心しちゃいます。居候のねずもりさんのマメ歳時記も楽しかった。石川えりこさんが描く動物たちもとても可愛いらしかった。 最近は夏と冬ばかりで、春と秋が本当に短く感じられてしまいます。その季節ならでは年中行事を行うことで四季の移ろいを味わっていきたいと思います、持ちの上だけでも… 2026/02/26
oldman獺祭魚翁
39
娘からのお薦め本 おばあさんの旅行中留守番を頼まれたこふじさん。会社でイジメに会ってからはチョッと引きこもり気味。家賃代わりに毎月毎月季節の行事をして、それを報告すること。最初は孤独を愛していたこふじさんだが、下宿鼠のネズモリさんや、こねこのマキオ おこりんぼ猿のごんごじいさん等と仲良くなっていき、少しずつ再生していく。読んでいてホッコリしてくるお話でした。2019/10/31
しょこ
31
引きこもりのこふじさん。おばあさんが旅行中の一年間、西洋館に代わりに住むことになり、ご近所さんやひょっこり現れた同居人…じわじわとお友達が増えていく展開にほっこり。ある勝負で"…勝ったから、いじめっこやめます"は良かったな☆12月の"ちがうことをおもしろいなと思ってくれるのが、ほんとうのなかよしだ"という言葉もよかった。おもいおもいのリース作りの時間はとても楽しそうで、それぞれに個性溢れる素敵なリースができたよう(´艸`*)あたたかい気持ちで読み終えた一冊でした~☆2020/03/06




