出版社内容情報
メロンほども大きいオットンガエルは、声も体も大きいが性格はおだやか。その産卵の様子を見るため、奄美に通った著者は、いろいろなカエルたちと出会い、島の環境やたくさんのことを教わることに。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
45
生き物の密度の濃さは沖縄以上といわれ、珍しい生き物に手軽に出会える島でもある奄美に魅了された著者が、4年間カエルの調査をした本。名前も知っているし、実物も見たことはあるが詳しく知らなかったので勉強になった。カエルはカエルぐらいにしか思っていなかったが、ここにしかいないカエルもいる(アマミイシカワガエル、オットンガエルなど)ので、今度見かけたら少し観察してみたい。2019/10/01
annzuhime
23
図書館本。奄美の生き物に魅了された著者が、4年間カエルを追いかけた本。日本固有のカエルが繁殖するためには、水や空気はもちろん、環境全てが重要。カエルが一晩中鳴くとうるさいと感じてしまうけど、やはり生態系は正しい方が好ましい。なかなかいい勉強になる本だったけど、3歳の次女にはちょっと難しかった。カエル好きの次女があまり興味を示さなかった。2019/07/02