内容説明
なんきょくでうまれた2羽のあかちゃん、アクアとマリア。ペンギンかぞくは、みんなでたすけあい生きていきますが、おそろしい山やいろいろな困難がまちうけていて…南極で生きるペンギン親子、感動の物語。
著者等紹介
藤原幸一[フジワラコウイチ]
生物ジャーナリスト、写真家、作家。ネイチャーズ・プラネット代表。ガラパゴス自然保護基金(GCFJ)代表、学習院女子大学で特別総合科目「環境問題」講師。大学や専門学校、企業、NGO等で講演を行っている。秋田県生まれ。日本とオーストラリアの大学・大学院で生物学を学ぶ。現在は、野生生物の生態や環境問題に視点をおいて、世界中を訪れている。著書は『ヒートアイランドの虫たち』(第47回夏休みの本、あかね書房)、『ちいさな鳥の地球たび』(第45回夏休みの本)『ガラパゴスに木を植える』(第26回読書感想画中央コンクール指定図書/以上、岩崎書店)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mug
34
ペンギン可愛い~♡ と、表紙だけで選んで借りてきたら… 悲しい場面のあるお話でした。 ペンギン好きすぎる息子には辛かっただろうな…。 おそろしい山とは… 人間が作った、危険すぎるゴミの山。 小さなポイ捨てを重ねていくことで 大きなゴミも平気で捨てちゃうようになるのかな。 ポイ捨てに厳しい子どもたちは 絵本を読みながら、怒る怒る… 自分たちが暮らしやすいようにするのは大事。 でも 共存している生き物たちを守ること。 これも人間の大切な役割だと感じられる絵本でした。2023/07/01
Kikuyo
30
海に餌をとりに行くために人間たちが捨てたごみの山で、お父さんペンギンは怪我をしてしまい、血を流し海で死んでしまう…子供も…。 人間も細心の注意をして自然界で 上手くやっていく つまり調査や観測が、自然界と人間お互いにとって上手くいくやり方を模索していくべきなのでしょう。ゴミ、何とかしたいですね。2017/06/20
いろ
19
ペンギン子育て物語を通して,環境問題を扱った写真絵本。人間のゴミのせいで父ペンギンが死んだり,それがきっかけで子ペンギンも死んだりするので,9歳男児はその度につらそうに身を寄せて来た。大自然の壮大な写真,前半がほのぼのムードで穏やかに流れるので,いっそう,ギャップに体が硬くなる。何度か読んだ後,返却する時に息子「ペンギン,可哀想だったね。」とぽつり。「とりあえず,自分達に今すぐできる事は,ゴミをポイ捨てしない事かな。」心に響いているみたいなのは,少し安心。2018/01/29
円舞曲
17
「ゴミいろいろ」のページに日々の生活を省みました。地球はみんな繋がっているよね。2017/01/14
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
14
6年生ブックトーク授業 芽ぶっくおすすめ本 赤ちゃんペンギンアクアとマリア、マリアはカモメに食べられてしまう。過酷な自然界の掟。2019/12/14