内容説明
「はやくおきなさい!」「ごはんをたべなさい」おかあちゃんは、「…しなさい」ばかりいう。ぼくいやなんだ。おばあちゃんにそうだんしたら、ことばのまほうをかけてくれるって!そうしたら…。
著者等紹介
漆原智良[ウルシバラトモヨシ]
1934年東京・浅草生まれ。懸賞ドラマ一等入選しNHK放送記念祭賞受賞。東京都中学校教諭依願退職後、立教大学、実践女子短大、秋草学園短大講師となる。現在は作家、講演活動に専念。第45回児童文化功労賞受賞。日本児童文芸家協会顧問
西片拓史[ニシカタタクシ]
イラストレーター・絵本作家。細密な図鑑のイラストから、詩的なお話の世界まで、活動の幅を広げて活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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れもん
21
図書館本。長女(5歳)が選んだ絵本。よういちは、おかあちゃんにいつも「〜しなさい」と言われてしまう。先回りして言われてしまうことを、おばあちゃんに相談すると…。。こんなに何度も「〜しなさい」とは言わないだろうけど、それでも、言い方、伝え方って大事だなと思いました。これは子ども向けというよりは、大人向けかな。2025/03/09
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
17
これは子供より大人の絵本ですね。ことばのまほう、素敵ですね。母親って誰しも(違う人もいるだろうけれど)、一回は経験していると思う。余裕あるなしに関わらず、こんなおばあちゃんのように心掛けたいです。2016/09/19
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
大人向けの絵本ですね。ついつい使ってしまうマイナスな言葉…まほうのことばにおきかえるべきなのは、重々承知しているのですが。2018/06/17
退院した雨巫女。
9
《書店》言い方って大事ですね。言い方によってやりたくなくなる気持ちわかる。2014/02/27
はるけいゆいママ
5
読んでみて"私の為の本かも!"と思いました(^_^;) 9歳の長男はマイペースなのか、それとも私が先に「〜しなさい」っていってしまうのか、まさにこの本の通り!でも、おばあちゃんに教わりました(^_^) 『時間』や『事実』をそのまま言う(本当の事を言う)ことで、自分で考えるようになるという事を。なぜ長男は自分で考えて予定を立てたり行動しないんだろう…四年生にもなって…と思っていたけれど、私がいけなかったのかもしれません(ー ー;) 今日から早速「ことばのまほう」を実行しようっ(*^^*)!!2014/10/23