内容説明
怜悧な頭脳とカミソリのような態度。一法師全は私設研究所に所属する文化財専門のトラブル・シューターで“考古探偵”の異名を持つ。アルバイトの古屋は遺跡の発掘現場で運悪く死体を発見して警察に連行されてしまう。“ぬかとさま”の祟りという噂が一人歩きをはじめる中、教育委員会から依頼を受けた一法師の登場によって事件は解決するかに見えたが、それは始まりに過ぎなかった。考古学ライトミステリ、シリーズ第1弾。
著者等紹介
化野燐[アダシノリン]
1964年岡山県生まれ、岡山県在住。妖怪文人。考古学の学芸員を経て、99年「幻想文学」詩上でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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