内容説明
風が、とろとろ流れていきます。まるで、いねむりしているみたいな風です―。うっほほーいの一日は、のんびり、ゆったり過ぎていきます。のどかな時間が心にやさしい、幸せいっぱいの物語。
著者等紹介
田中てるみ[タナカテルミ]
1968年、千葉県に生まれる。東京都在住。早稲田大学第一文学部卒業後、出版社勤務を経てフリーになる
山田詩子[ヤマダウタコ]
1963年、愛知県に生まれる。東京都在住。カレルチャペック紅茶店代表。紅茶の選定・ブレンド・商品デザインを手掛ける一方で、積極的な創作活動を展開
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感想・レビュー
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えり
11
このタイトルが気になって気になって!まさかうっほほーいが主人公の名前とは思いませんでした☆豊かな気持ちになる 丁寧な生活ぶり、そして うっほほーいの周りには、いつも愉快な仲間達。このお話を読むと、誰か大切な友達への、お土産を考えたくなりますね。不思議な植物のアイデアや、 青虫の詩がとっても気に入りました♪2013/01/24
遠い日
3
なんだか幸せ。うっほほーいの世界は、ちょっと変わったお友だちと、ふしぎな野菜や花がいっぱい。 季節はきちんと巡り、労働や収穫や、友人隣人たちとの穏やかなおつきあいもある。安心、満足、そういった感情を満喫しました。表・裏表紙の植物たち、おもしろいです。 田中てるみさん、また続きを書いてくれないかしら。 2012/06/24
mntmt
2
満ち足りた生活とはこう言うことなんだろうな。とても平和な世界感だった。2025/04/04