目次
序章 本書に関わる研究史の整理と検討課題の確認を中心に
第1章 入宋僧の性格変遷と平安中後期朝廷―成尋の(密航)から
第2章 平安中期の対外交渉と摂関家―入北宋僧の社会的位置把握のための基礎的考察
第3章 東アジア再編期の日中関係における仏教の位置・役割について―特に入宋僧〓(ちょう)然をめぐる考察から
第4章 日本‐北宋の仏教交渉と摂関期仏教の展開―入宋僧寂照の度縁から
第5章 入宋僧寂照の飛鉢説話再考
第6章 成尋と後続入宋僧の聖地巡礼―往生をめぐって―特にそれを支える社会的背景について
第7章 入宋僧と三国世界観―その言動における天竺と五臺山
終章 総括と展望、さらなる課題
著者等紹介
手島崇裕[テシマタカヒロ]
1977年1月生。福岡県出身。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻(比較文学比較文化)博士課程修了。博士(学術)。現在、韓国慶煕大学校外国語大学日本語学科助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。