出版社内容情報
のどかな日曜日の朝のこと。新聞を読んでいると、のら猫のギンが結婚式の招待状をとどけにきました。「じつは、こんど結婚することになりまして」……さて、そのお相手は?ユーモアあふれる語り口と読後の余韻が心地いい!心がぽっとあたたかくなるやさしい童話シリーズ、第2弾。
内容説明
心がぽっとあたたかくなる、やさしい童話集。春の日曜日、新聞を読んでいると、のら猫のギンが、結婚式の招待状をもってやってきました。「じつは、こんど結婚することになりまして」というのですが、さて、そのお相手は…?
著者等紹介
安房直子[アワナオコ]
東京都に生まれる。日本女子大学在学中より、山室静氏に師事。大学卒業後、同人誌『海賊』に参加。1982年、『遠い野ばらの村』(筑摩書房)で野間児童文芸賞、1985年、『風のローラースケート』(筑摩書房)で新美南吉児童文学賞、1991年、『花豆の煮えるまで』ひろすけ童話賞を受賞。1993年、肺炎により逝去。享年50歳
西淑[ニシシュク]
福岡生まれ。イラストレーター、画家。雑誌、広告、パッケージ、書籍の装丁などのイラストレーションを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
156
表紙絵に魅かれて読みました。安房 直子、2作目です。 チイ子は綺麗だったにゃあ。猫の結婚式に出席してみたいにゃあ(=^・^=) 本日は、4月の😻😻dayでした。 http://www.asunaroshobo.co.jp/home/search/info.php?isbn=9784751532027 【読メ😻猫部】2024/04/22
ぶち
74
朝、新聞を読んでいると野良猫のギンが結婚式の招待状を届けにきました。「じつは、こんど結婚することになりまして」… 披露宴に出席して、花嫁になる猫が誰か初めて知って驚きます。それは、家で一緒に暮らしている猫のチイ子なのです。ちょっと納得がいきません。 "どこの馬の骨とも知れない"男に娘を拐われてしまう心境になる父親の気持ちが分るようです。「そうか、そういうことなのね」と、飼い猫と置き換えることで、父親というものが感じる感情を初めて知りました。 ちょっとほろ苦い物語でした。2025/06/16
ぶんこ
39
雌猫の飼い主の私としては微妙。相手が野良猫さんだからではなく、式をあげて遠くに行ってしまったこと。飼い主さんかわいそう。それ以上の感想は書けませんでした。2024/08/14
どあら
38
図書館で借りて読了。猫の結婚式、参列してみたいです💒 私は娘と息子がいるので母の立場は経験できるチャンスなのですが、どうなるかしら…😅2025/03/17
サラダボウル
19
おぉ、意外なストーリー展開。ドラマティック。これは、幼稚園児女子の心をつかむ。思わず、「キャンディキャンディ」にドキドキハラハラした幼稚園時代を思い出した(内容は忘れたけれど、確かに心を揺り動かされてた)。雪柳の白いカチューシャをして、子ども達はあっさりと巣立って行く、いいね。2024/09/01
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