出版社内容情報
都会の街なかにある、だれも知らない小さな森。そこには男の子のだいじな友だちがいた。森が伐採される日の早朝、信じられない奇跡が起こる!ケイト・グリーナウェイ賞作家が描く壮大な物語絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
144
表紙絵に魅かれて読みました。神宮の森の開発に、本書の感性が必要だと思います🐘🌲🦒 http://www.asunaroshobo.co.jp/home/search/info.php?isbn=97847515318602024/07/24
anne@灯れ松明の火
27
新着棚で。優しいタイトルと表紙に惹かれて、予備知識なく借りたが、アタリだった! 主人公の小学生の少年は、学校でも、家庭でもつまらなそう(家庭の事情は後に絵で語られる)そんな彼が心穏やかになれる場所はアパートの隣にある小さな森。そこには秘密の友達がいて、ほっとできるのだ。ところが、その森に大変なことが……! 大切な友達を守りたくて、働きかける少年。その気持ちが思いがけない奇跡を生む! 淡く優しい絵が素晴らしい。言葉は極力抑えられ、絵が多くを語る。訳は椎名かおるさん。オススメ!2024/08/16
わむう
25
オーストラリアの絵本。都会にある森に、男の子のひみつの大事な友達がいる。それは動物の形をした木たち。人間たちが切ろうとしていることを知り、悲しむ男の子。でも朝、学校に行くと素敵な奇跡が起きているのでした。自然の大切さを訴える一冊。2024/11/20
Cinejazz
20
〝いつもの朝、いつもの道・・・都会の街なかにある、だれも知らない小さな森・・・。 そこに、男の子のだいじな友だちがいた・・・。 森が伐採される、その日の朝はやく、信じられない奇跡が起きようとしていた・・・ 〟詩情あふれる語り、幻想を呼びおこすような絵画で描かれた、壮大な物語絵本。2025/03/09
あさみ
14
男の子のひみつのお友達は、季節によって色が変わる動物たち。でもある日その土地が売られることに。男の子は悲しくなって一生懸命お友達を助けようとして…。心温まる素敵なお話。2024/07/29