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出版社内容情報
「ほんとうにあったふしぎな話」に続く子ども向けノンフィクションシリーズ、第1巻。
ツタンカーメン王の墓を発見した翌年、発掘隊のパトロン、カーナボン卿が亡くなった。そして、関係者がつぎつぎと……。20世紀前半のエジプト、王家の谷の発掘のようすをたどりながら都市伝説の謎に迫る「ファラオの呪い」ほか、関東大震災による被害、それに伴う恐ろしい事実を綴った「東京が火の海に」、ベトナム戦争の遺した真実に切り込む「核兵器がわりに枯れ葉剤」を収録。
内容説明
ツタンカーメン王の墓を発見した翌年、発掘隊のパトロン、カーナボン卿が亡くなった。そして、関係者がつぎつぎと…。20世紀前半のエジプト、王家の谷の発掘のようすをたどりながら都市伝説の謎に迫る「ファラオの呪い」ほか、2編を収録!
目次
ファラオの呪い
東京が火の海に
核兵器がわりに枯れ葉剤
著者等紹介
桜井信夫[サクライノブオ]
1931~2010年。東京生まれ。國學院大學卒業。日本文芸家協会、日本民話の会会員
佐竹美保[サタケミホ]
富山県生まれ。イラストレーターとしてSF、ファンタジー、児童書の世界で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夢追人009
228
題名だけを読むと某社の怪談本シリーズみたいですが、真実は小学生向けの全世界の歴史秘話を学ぶ有意義な読物なのですね。全部で3話入っていまして大人が読んでも勉強になりますよ。第1話:「ファラオの呪い」第2話:「東京が火の海に」第3話:「核兵器がわりに枯れ葉剤」びっくりしたのは、第1話はエジプトの有名なツタンカーメンの呪いの話で普通に怖いですが、第2話は日本の関東大震災、第3話は米国のベトナム戦争について扱われており、日米の歴史の暗部・汚点が赤裸々に書かれている点で、過去の過ちから目を背けるなと書かれています。2023/10/13
猪子
6
こわい話というか、こわい史実…。ファラオの呪いはまあ、オカルト話で片付きますが、関東大震災と枯れ葉剤の話は現実で起きてるからこわい話ですまない…。火災でたくさんの人々が亡くなり、デマのせいで朝鮮人虐殺が起こったなどなど…。2024/11/02