出版社内容情報
ひとりぼっちの、ちいさなおじさん。みんなに親切にしたいのに、その前にいじわるされてしまいます。さみしくていつも泣いていましたが、春のはじめのある日、おじさんは家のそばの木に貼り紙をすることにしました。すると…。
内容説明
ひとりぼっちのちいさなおじさん。みんなに親切にしたいのに、親切にするまえにいじわるされてしまいます。さみしくて、いつも泣いていましたが、春のはじめのある日、おじさんは、家のそばの木に貼り紙をすることにしました。「ひとりぼっちのちいさなおじさん友だち募集中」。スウェーデンからやってきた心あたたまるお話
著者等紹介
リンドグレン,バールブロー[リンドグレン,バールブロー] [Lindgren,Barbro]
1937年生まれ。現代スウェーデンを代表する児童文学作家。2014年、子どもの本のノーベル賞とも呼ばれる「アストリッド・リンドグレーン記念文学賞」を受賞
エリクソン,エヴァ[エリクソン,エヴァ] [Eriksson,Eva]
1949年生まれ。日本でも人気のスウェーデンの絵本作家、イラストレーター
菱木晃子[ヒシキアキラコ]
1960年生まれ。北欧児童書の翻訳を数多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
62
みんなからいじめられている一人ぼっちのおじさん。でもある日、1匹の犬に出会います。おじさんと犬はすぐに仲良しに。心温まる物語…なはずですが…。おじさんは何故そんなにいじめらているのだろうか。犬は図図しい感じで、本当におじさんのことを好きなのか?そんなことが気になってしまう。ラストは確かにハッピーエンド。でもなんだか腑に落ちない気持ち。2022/01/01
どあら
19
図書館で借りて読了。2021/11/17
Cinejazz
18
〝ある処に、独りぼっちの、小さなオジサンがいました。オジサンは、とても親切な人なのに、オジサンに親切にしてくれる人はいませんでした。いつも、意地悪ばかりされていました。寂しくて、いつも泣いていましたが、春のはじめのある日、オジサンは、家の傍の木に貼り紙をしました「独りぼっちの小さなオジサン 友だち募集中」…それから10日目の夜のこと、オジサンが玄関前の階段で居眠りをしていると、掌のひらに冷たいものを感じました。目を開けると、大きな犬が座っていたのです・・・〟スウェ-デンからの心温まる絵本です。 2024/11/02
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
ある所にちいさなおじさんがいました。おじさんはなぜかみんなにいじわるされていて、いつもひとりぼっち。おじさんは優しい心を持っているのでみんなに親切にしたいのに。ある日おおきな犬と出会い…。2023/06/30
てぃうり
7
みなさんの感想と同じく、このおじさんがなぜこんなにもいじめられるのか、モヤモヤした。自分で「こんなに~なのに」と思っているうちはダメかも。自分も反省。菱木晃子さんの訳したお話でこんなにモヤモヤしたの初めて。2022/01/08