内容説明
オノマトペとは、擬音語、擬態語のこと。家族で楽しく学べる言葉の絵本。この1冊で、表現がぐっと豊かに!
目次
いっぱい笑う
いっぱい食べる
たくさん歩く
ときどき泣く
みんなで学んで遊んでけんかして
オノマトペ春夏秋冬
消えてゆくオノマトペ生まれてくるオノマトペ
ふるさとのオノマトペ
いろいろな国のオノマトペ
鳥はなんて言ってる?
著者等紹介
〓野紀子[タカノノリコ]
東京都生まれ。著作に『「和」の行事えほん(春と夏の巻)(秋と冬の巻)』(あすなろ書房)など多数。現在、都内で絵画教室「小さな水彩塾」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
絵本と児童書が多い本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
72
擬音語とも言うオノマトペを集めた絵本。室町時代や江戸時代から使われていたオノマトペもあると知り、ヘーッ。読みながら、ワクワク。クスクス笑うものも。世界中のオナラのオノマトペまであってゲラゲラ。楽しい絵本を読みながら、アツアツのスープとヒヤヒヤのお酒をグビグビ飲んで、ウツラウツラ。満月の夜、グッスリ眠れるかな。#NetGalleyJP2020/10/31
とよぽん
58
こんなに多様で詳しいオノマトペの「絵本」は初めて! かわいい絵も髙野紀子さんが描かれたとは、二重の驚きだ。子供たちにオノマトペの面白さを存分に味わってもらいたい、そんな思いが伝わってくる。二十四節気や俳句も出てくるが、漢字にはすべてルビが振ってあるので小学校低学年からでも読めると思う。終わりの方に外国語のオノマトペも少し紹介してあり、興味のある子にはさらに調べてみる動機になるだろう。2021/01/20
anne@灯れ松明の火
35
隣市新着棚をチェックで予約。「オノマトペ、大好き!」と思っていたが、これほど奥が深いとは! たとえば、「笑い」に関するオノマトペの多いこと! にこにこ、げらげら、にんまり……。意味を読むと、よくわかるし、添えられたイラストもうまい。また、鎌倉時代、江戸時代などに使われていた語もあり、驚かされた。季節を表すオノマトペを読むと、四季のある日本に生まれた幸せを感じる。消えてゆくオノマトペも、なるほどと思いながら、懐かしさと寂しさを感じた。日本語の豊かさを感じさせる素敵な辞典。絵もかわいらしくて、楽しく読める。2020/12/12
ヒラP@ehon.gohon
27
生活、ちょっとした行動が、オノマトペを加えることで、微妙なニュアンスが生き生きしてくるように感じられる絵本です。 笑う、食べる、歩く…、日頃当たり前にしていることが、これだけ多くのオノマトペで、色分けできるなんて、日本語のきめ細かさに改めて驚きました。 身近なオノマトペばかりなので、子どもたちと一緒に楽しみたいと思います。2021/01/21
れもん
26
長女(5歳)の大好きな絵本。いろんなオノマトペが、可愛い絵と一緒に描いてある。絵を見て想像がしやすいのか、「こんなときに使うの?」「あれも同じ?」と、普段の生活や自分が体験した言動と照らし合わせている。長女のお気に入りは、春夏秋冬のページ。それぞれの季節に合ったオノマトペが紹介されていて、それを日常で探すことが楽しいみたい。2024/11/09