内容説明
カエルが、トラからにげようと、走っていたら、ふかいあなにおっこちた。そこで、ネズミは…。カエル、ネズミ、スローロリス、マレーグマ…深い穴におっこちて、みんなそろって絶体絶命。だけど、そのとき…くりかえしが楽しい最強の読み聞かせ絵本。
著者等紹介
フレミング，キャンデス［フレミング，キャンデス］［Ｆｌｅｍｉｎｇ，Ｃａｎｄａｃｅ］
東イリノイ大学で歴史学を学ぶ。創作絵本や伝記絵本などのテキストを多数手がける。２００９年、“Ｔｈｅ Ｌｉｎｃｏｌｎｓ：Ａ Ｓｃｒａｐｂｏｏｋ Ｌｏｏｋ ａｔ Ａｂｒａｈａｍ ａｎｄ Ｍａｒｙ”でボストングローブ・ホーンブック賞のノンフィクション部門を受賞
ローマン，エリック［ローマン，エリック］［Ｒｏｈｍａｎｎ，Ｅｒｉｃ］
イリノイ州立大学で美術を、アリゾナ州立大学で版画、製本技術を学び、画家、版画家、絵本作家として活躍。『タイムフライズときをとびぬけて』でコルデコット賞オナーを、『はなうたウサギさん』（ともにＢＬ出版）でコルデコット賞を受賞。多くの小説の装画や挿絵も手がけている
なかがわちひろ［ナカガワチヒロ］
東京芸術大学美術学部卒業。訳書に『どうぶつがすき』（２０１２年日本絵本賞翻訳絵本賞／あすなろ書房）など。創作作品に『かりんちゃんと十五人のおひなさま』（野間児童文芸賞／偕成社）などがある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
81
読み聞かせ5分。はっきりしたイラストが読み聞かせ向き。なかがわちひろ訳で、独特のリズム感▽トラに追いかけられたカエルが、深い穴に落っこちた「なんてこったい！（OH,NO!）」ネズミがやってきて手を伸ばすが、落っこちる。スローロリスがやってきて、ハックション、落っこちる。マレーグマもサルも落っこちる。トラは舌なめずりして「おれさまが いっぴきのこらず だしてやろう」と近づくと▽めでたし？やぁなこったい。2013年発行2025/05/23
nakanaka
72
「なんてこったい」というセリフの繰り返しが面白い絵本の定番のような作品。深い穴に落ちたカエルを助けようと他の動物たちが頑張るもののみんな落っこちてしまいます。そこにトラがやってきてみんなを食べようとしますが…。絵が印象的な作品でした。2016/07/23
かおりんご
39
読み聞かせ（256）これ、絶対英語の方が楽しいと思う！「なんてこったい」より「Oh,No!」の方が感じがでると思う。繰り返されるセリフは、子供たちが声をそろえて言っていた。意地悪な虎は、深い穴の中･･･2014/12/24
かおりんご
29
読み聞かせ（282）色々な動物が穴に落っこちるのが面白い。知らない動物も出てくるけれど、楽しく聞いていました。最後のおちは、正義が勝ったようで子供たちは満足した様子。2017/02/22
ケ・セラ・セラ
26
虎に竹林。見返しからお話はすぐに始まる。インパクトのある絵デザイン、ナンセンスなストーリー、好きだわ。虎に追いかけられたカエルが、深い穴に落っこちた。「なんてこったい！」。助けにやって来た動物たちも次々と…、「なんてこったい！」。繰り返しと擬音がリズミカルで楽しい。童話らしからぬオチ。タイトル 『なんてこったい！』でも良かったと思うのだけど。2025/06/06
