チキチキバンバン〈1〉チキチキバンバンはまほうの車

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  • サイズ A5判/ページ数 62p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784751526019
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

内容説明

冒険家で発明家のポットさんが手に入れたのは、スクラップ寸前のおんぼろレーシングカー。でも、3ヵ月かけてみがきあげたら…。

著者等紹介

フレミング,イアン[フレミング,イアン][Fleming,Ian]
1908‐1964。「ジェイムズ・ボンド」シリーズで知られる、イギリスの冒険小説家。ロンドン生まれ。イートン校を中途退学したのち、陸軍士官学校を卒業。1953年に「ジェイムズ・ボンド」シリーズ第一作となる『カジノ・ロワイヤル』を発表した。1964年に56歳で心臓病により死去

バーニンガム,ジョン[バーニンガム,ジョン][Burningham,John]
1936‐。イギリスを代表する絵本作家。サリーで生まれ、ロンドンの中央美術学校で学んだ。最初の絵本『ポルカ』(ほるぷ出版)でケイト・グリーナウェイ賞を受賞し、のちに『ガンピーさんのふなあそび』(ほるぷ出版)でふたたび同賞を受賞した

こだまともこ[コダマトモコ]
東京生まれ。出版社で雑誌の編集にたずさわったのち、児童文学の創作と翻訳をはじめる。白百合女子大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

NAO

79
子どものころ大好きだった映画の原作が、あの007のイアン・フレミングだったとは!しかも、挿絵は、「ガンピーさん」の絵本シリーズが大好きだったジョン・バーニンガムだなんて。かつて一世を風靡したレーシングカーが修理屋の片隅に置き去りにされているところ、それが修理されて新たに動き出すところなど、懐かしい映画のメロディが聴こえてくるようで、ワクワクしながら読んだ。どうやら自分の意思を持っているらしいチキチキバンバンは、以後どんな活躍を見せるのか、楽しみ。2019/04/30

蛇の婿

11
イアン・フレミングという作者さんは、夢とかロマンについて、すごく良く理解していた人なのだなぁ…と思います。「憧れ」そのものを作品にぶち込むことが出来る作家さんなど滅多に居るものではありません…『世界で1台の』『空を飛べて』『きっと自分の意志を持っているにちがいない魔法の車』…さあ、この車に乗って、さっそくわくわくする冒険に出かけましょう!2013/07/30

紅子

9
映画で見たのは遠い昔。こんなにも“彼女”はキュートだっけ?!と思いながら楽しみました。次に続く展開、気になります。2023/01/11

タカラ~ム

9
#はじめての海外文学 vol.4。こだまともこさんの推薦本です。007シリーズの原作者イアン・フレミングが書いた子ども向けのファンタジー。ポットさん一家とその愛車チキチキバンバンが繰り広げる楽しくてハッピーなお話です。小さな修理工場の裏にあったおんぼろ車は、ポットさんによって整備されてステキでカッコイイ車として蘇ります。エンジンをかけるとき「チキ、チキ、バン、バン」と音がするからチキチキバンバンと名付けられた車は、とっても不思議なまほうの車でした。読んでて楽しくなる作品です。そして続きが気になる!2018/12/05

noko

5
007で知られるイアンフレミングが、自分の子の為に書いた児童書。8歳の男女の双子と退役軍人とお父さんと、お母さんの4人家族。お父さんは発明家で、ある日音が鳴るキャンディを発明します。その権利をお菓子会社に売って、お金を手にします。家に車がなかったので、車を買うことにした一家は、車屋さんを巡ります。なかなか理想の車に出会えませんでしたが、ある修理工場で、ボロボロになった一台の車を発見します。ボロボロになった車を買い取って、お父さんが一生懸命に車を直します。その車は他の車に負けない、特別な車になったのです。2023/11/30

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