内容説明
聖窟で眠る月姫をめぐって対立するニコロと女〓(か)。しかし、その奥では、恐るべき「ダイヤモンド」が今、目覚めようとしていた。一方、空の上で戦うアレッシアと微風は…。カイ・マイヤーの最新ファンタジー、いよいよ完結。
著者等紹介
マイヤー,カイ[マイヤー,カイ][Meyer,Kai]
1969年、ドイツのリューベック生まれ。ボーフム大学で演劇、映像学を学んだ後、ジャーナリストとして数年働く。1993年、最初の作品を発表。1995年より、文筆に専念し、怪奇物や冒険物を多数執筆
遠山明子[トオヤマアキコ]
1956年生まれ。上智大学でドイツ文学を学ぶ。現在、大学でドイツ語、ドイツ文化を教えながら、ドイツ語圏の児童文学の翻訳紹介をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ocean
1
天山山脈での最後の戦いの模様が描かれるこの完結編、局面、視点を変えながらも聖窟に眠る盤固を廻っての一つの戦いを丸々一冊かけて延々と描いていて、その筆力には感服します。映像にしたら緊迫感のある濃密な作品になりそうですが、物語としては面白みに欠ける、と私は思います。主人公は「愛の呪い」のためとは言え最後まで情けないままで、結局の所4組のキャラクター達による群像劇のような趣の作品なのですが、色々な要素の寄せ集め的な印象が強く、惹き込まれるような魅力を最後まで感じることが出来ませんでした。2013/02/15
saimoon
0
どこまでも負けまくってるのに、最後ギリギリでなんとかなるのも、またいつもの通りって感じ。それにしても愛とか何とか…この作者の男子の描き方がアレなのかなぁ…女子は大抵しめるトコ締めるタイプでカッコイいのにね。もったいない。盤固がイメージより小さくて変な感じがした。横になって世界になったサイズじゃないよな。2013/02/26
saori
0
飛卿の、きぐるみじゃないすがたのがどうだったのかが、かいていなかったのが、ざんねん。ききいっぱつで、盤古といっしょに、霊気を、たおせて、ほんとうによかった。2012/10/13
anxi
0
仕事2012/07/17
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