内容説明
良いケアであれば、死は苦しまずに迎えることができる。もし末期において身体的苦痛が存在するなら、それは最新の苦痛軽減の技術が使われていないからである。
目次
対談 ホスピス緩和ケアの位相
対談 ターミナルケアと感動
講演 生きるための医療
講演 リビングウィル
講演 ホスピスケアとボランティア
講演 いのちの終わりに
講演 試練のとき・恵みのとき
講演 いのちの息
講演 宮沢賢治の魅力と信仰
著者等紹介
岡安大仁[オカヤスマサヒト]
1924年栃木県生まれ。1949年日本大学医学部卒業。日本大学第一内科学教室で呼吸器内科学を専攻。1961年国立神戸療養所内科医長。1963年日本大学医学部第一内科講師。1972年日本大学医学部第一内科助教授。1978年より日本大学板橋病院においてターミナルケア検討会を開始。1980年日本大学医学部第一内科教授。1987年死の臨床研究会世話人代表となり、わが国の終末期医療の向上に尽力。1989年日本大学定年退職、(財)富士温泉病院長。1991年日本歯科大学教授。その後、日本歯科大学客員教授、ピースハウス病院最高顧問、信愛病院ホスピス棟顧問を歴任。日本内科学会功労会員、日本呼吸器学会名誉会員、日本結核病学会名誉会員、日本心身医学会名誉会員、日本死の臨床研究会顧問、日本緩和医療学会顧問ほか。2017年1月12日、肺炎により逝去
佐々木久夫[ササキヒサオ]
「人間と歴史社」代表。1950年宮城県(亘理町)生まれ。“遠赤外線”シリーズをプロデュースし、「ここまできた遠赤外線」で1988年度「日経産業新聞」広告企画賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。