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天才ネコモーリスとその仲間たち

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  • サイズ A5判/ページ数 351p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784751523513
  • NDC分類 K933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

ある日突然天才になったネコ、モーリスとネズミたちが手を組んで、壮大なプロジェクトに着手した。驚くべき方法で荒稼ぎをしてきた彼らが、次なるターゲットとして選んだのは、とある地方の小さな町。しかし、一見のどかな町の地下には不吉な影が…。  小学校高学年~中学生

内容説明

ある日突然天才になったネコ、モーリスとネズミたちが手を組んで、壮大なプロジェクトに着手した。驚くべき方法で荒稼ぎをしてきた彼らが、次なるターゲットとして選んだのは、とある地方の小さな町バッドブリンツ。しかし、一見のどかに見えたこの町の地下には、不吉な影が…!突然かしこい頭脳を手に入れたネコとネズミの大冒険。2002年度カーネギー賞受賞作。

著者等紹介

プラチェット,テリー[プラチェット,テリー][Pratchett,Terry]
1948年、イングランド南部のビーコンズフィールド生まれ。新聞記者や原子力発電所の広報担当を経て、1987年以降は著作活動に専念。『天才ネコモーリスとその仲間たち』で2002年度カーネギー賞を受賞。妻と娘とともにウィルトシャーに在住

冨永星[トミナガホシ]
京都生まれ。京都大学理学部数理科学系を卒業。国立国会図書館司書、イタリア大使館のイタリア東方学研究所図書館司書、自由の森学園教員などを経て、現在は一般向け数学啓蒙書、児童文学の翻訳者として活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ムーミン2号

8
「ハーメルンの笛吹き男」にインスパイアされたような作品だが、面白く楽しい物語になっている。モーリスと仲間のネズミたちは喋ったり考えたりができるようになっていて、バッドブリンツという小さな町で、ネズミを巡るちょっとした騒動に、いつも一緒に行動しているケイスという少年とともに巻き込まれ、戦って解決していく。楽しい味付けは町長の娘・マリシアの不思議ちゃんぶり。不正をはたらく輩、プライド高く、傲慢で儲け主義者の本物の笛吹き男、正直があだとなってだまされている町長など、大人社会の縮図は壊され、新社会となる。2018/08/25

寧々子

7
―活躍するのはネズミたち!―から物語は始まりますが、ホントに活躍するのはネズミ達! 賢くなった自分をあるがままに受け入れる猫のモーリスと違って、ネズミ達は色々と大変~ 年寄りネズミたちは賢くなり思考する自分に馴染めないし、若いネズミ達は順応力は高いけれど、哲学的思考に陥り思い悩むネズミも出てきます。 もちろん、モーリスだって要所要所で活躍します♪ 猫らしく抜け目なく機転が利き、自分勝手なようで実は仲間思いのモーリスが好き♪ 物語はけっこうハラハラドキドキな展開! 児童書だけど大人が読んでも面白いと思う♪2014/02/05

ささ

6
出だしがいいですね。面白そうな始まりだな、と思わせ、話に引き込まれ、読んでいくうちに、これから何が起こるんだろう、とわくわく(゚∀゚*)させられるつくりになっています。キャラクターも会話もユーモラスで楽しいですね。 続き https://kodomonohonnnomori.hatenablog.com/entry/2019/02/24/042424?_ga=2.268256142.1246287343.1550948642-121216518.1541287622 2019/02/24

Mazza

3
ネコやネズミと話したいな。2015/11/01

さらは

3
中学1年の時に初めて読んで以来、年単位でちょくちょく読み返している本。”何か”がきっかけで急に人間並みの知能を持つようになった猫モーリスとおなじく知能を持ったネズミたち、ぼんやりとした笛吹き少年の冒険の物語。いかにも現代の児童書らしく描かれた冒険や、民話の踏襲、ちょっとひねくれたユーモアに個性的なキャラクタが魅力的です。あくまで”擬人化”ではなく、突然知能を持ってしまった”動物”として描かれているのがとてもいい。ラストがちょっぴり現実的な大団円なのも好きです。児童書好きな方にはお勧めしたい一冊。2012/09/03

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