内容説明
ひとつのちいさなたまごからうまれるいくつものシアワセのおはなし。
著者等紹介
クラウス,ルース[クラウス,ルース][Krauss,Ruth]
1901~1993。アメリカ、ボルティモア生まれ。ピーボディ美術学院で絵画と音楽を学んだ後、ニューヨークのパーソンスクール応用美術科を卒業。1941年、クロケット・ジョンソンと結婚。邦訳された作品に『はなをくんくん』(福音館書店、1950年コルデコット賞オナーブック)などがある
ジョンソン,クロケット[ジョンソン,クロケット][Johnson,Crockett]
1906~1975。ニューヨーク生まれ。ニューヨーク大学で美術を学んだ後、百貨店の宣伝部に勤めたり、雑誌のアート・ディレクター、デザイナー、漫画家、画家として活躍。新聞に連載された漫画「バーナビー」は世界的に有名
覚和歌子[カクワカコ]
山梨県生まれ。詩作朗読家。早稲田大学第一文学部卒業。大学卒業と同時に作詞家デビュー。SMAP、小泉今日子、沢田研二、クミコ等に作品を提供。映画『千と千尋の神隠し』主題歌「いつも何度でも」作詞で2001年レコード大賞金賞受賞
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
11
シンプルながらも命がめぐるおはなし。ひとつのちいさな卵、最初は小さくても誰でも花を咲かせることが出来るし、次へと繋がっていく。訳者の覚和歌子さんは、千と千尋の神隠しの主題歌、いつも何度でもの作詞を手がけた方です。2020/10/10
ツキノ
11
(E-653-407)『はなをくんくん』のルース・クラウス文。黄×青×白のシンプルだけれど目を引く絵がいい。たまごはなぜか青。「ちいさな ちいさな とりがいました」といいつつ、それはたまご。あとからちゃんと説明があります。英語で書かれた本、という感覚が強くあるなぁ。2019/12/16
マツユキ
3
図書館の赤ちゃん向けの本棚で見つけました。可愛い絵と、シンプルなストーリーなんですが、人生をかんじる。あたためられ、生まれて、次は自分があたためるというのが、良いですね。2017/10/09
とも
2
小さい子向けの絵本ですが、小学生で出会っても楽しく大切に読めると思います。 読み聞かせに。2020/02/01
憩子
2
だいじにだいじに温められて。やがて巣立っていって。でも、だいじに温められた記憶は、次に自分がだいじに温めることに繋がっていく。2019/02/25
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