出版社内容情報
ニューベリー賞作家ハミルトンの最新作。NYのマグネットスクールで3人の女の子が友情を育んでいく様子をさわやかに描いた物語。 中学生~一般
内容説明
自由な教育方針の学校に転入してきたばかりのドリーニー。学校の雰囲気にはとまどっちゃうし、友だちと呼べるのはまだテュリだけだけど、ひとり、気になる女の子が…。ニューヨークに生きる女の子たちのシンプルな友情の物語。
著者等紹介
ハミルトン,ヴァージニア[ハミルトン,ヴァージニア][Hamilton,Virginia]
1936年、オハイオ州イエロースプリングズ生まれ。母方の祖父は逃亡奴隷、父方の祖母はチェロキー・インディアン。アンティオーク・カレッジ、オハイオ州立大学で社会学を学ぶ。1972年、『ジュニア・ブラウンの惑星』、1975年、『偉大なるM.C.』(共に岩波書店)でニューベリー賞を受賞。1992年、国際アンデルセン賞受賞。2002年2月死去
片岡しのぶ[カタオカシノブ]
和歌山生まれの岩手育ち。国際基督教大学教養学部卒業。翻訳工房パディントン&コンパニイを夫と共同主宰。訳書にポール・フライシュマン『種をまく人』『風をつむぐ少年』『マインズ・アイ』、産経児童出版文化賞大賞受賞作『あなたがもし奴隷だったら…』(いずれもあすなろ書房)ほか
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感想・レビュー
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みよちゃん
5
「私は女王を見たのか」「偉大なるMC」など前に読んでいたが、今回のは読みやすく、アメリカの人種の多様性を感じた。又、学校も各自の多様性を認め友情を育み、病気の友だちを励まし励まされる成り行きが、微笑ましかった。題名が青白い顔ではなく、黒人とユダヤ人の混血を意味していることを知って 又著者の生い立ちも背景にあることを再認識した。2017/05/31
schazzie
1
児童書。友達間の差別と友情のあり方みたいな…。友情って、恋愛より難しい。同情や押し売りもいけないわけで。2010/01/31
ねがい
1
伝えたいことは何となくわかるんだけど、読んでいて伝わりにくい。★★★☆☆2008/11/12