出版社内容情報
世界で一番いじわるな牛のロージーも、マービンにとっては大切な友だちです。少年を見守る家族の温かさが伝わってくる幼年童話。 小学校低学年~中学年
内容説明
ロージーは、世界でいちばん、いじわるな牛。だけど、マービンにとっては、何があっても、世界でいちばん好きな、たいせつな友だちなのです。
著者等紹介
ブラウン,ジェーン・クラーク[Brown,Jane Clark]
1930年バーモント州に生まれる。シラキュース大学で美術を学ぶ。主な作品に『Marvin’s Best Christmas Present Ever』(文、キャサリン・パターソン)などがある
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
22
娘が牛を飼いたがった時期がある。最後には想像の牛を飼い始め、下町長屋の三畳間に50頭の牝牛を飼い、毎朝搾乳していた…のを思い出しました。娘はこの本をよみおわって「意味わかんない」と言っていましたが、あの頃のお前のほうが意味わかんなかったよ…。2020/12/05
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
15
マービン・ゲイツはお父さん・お母さん・お姉さんのメイとの4人暮らし。住んでいるのはブロックさんの農場。農場ではたくさん牛を飼っていますが、その中にロージーという、世界でいちばんいじわるな牛がいました。でもマービンはロージーが大好き。そんなロージーとお別れすることになり、マービンは…。ロージーが主人公かと思ったら、マービンが少し大人になるおはなしでした。2020/11/27
dobrydenkrtek
0
牛の話ではなかった。2016/08/20
ゆにす
0
牛が主人公と思いきや、心の繊細な少年の物語。口蹄疫が問題になっている時期だけに、なんとなく心が痛んだ。絵がいい。2010/07/05