内容説明
日本から2500キロもはなれた太平洋の島、ミクロネシアは、美しい自然にかこまれた、まさに、海と星と太陽のきらめく国です。その美しい国を、大国のつごうで力まかせに侵略されたことへの怒りが、フィリップ・メンディオラのことばの中にこめられています。元・テニアン市長の生涯を通して、戦争の狂気と、平和と反核への祈りを伝えます。
目次
1 南洋群島の教育
2 通訳官として
3 グアム島への出征
4 グアム島の虐殺
5 ロタ島の虐殺
6 捕慮になる日
7 反核市長がんばる
8 長いうったえの旅