内容説明
「お月様、欲ではありますが来年もまた拝ませて下さい。」島からこそ世界が見えてくる。なにげなく語られた言葉が次第に重みを増してくる。あれは島から私たちへのことづてだったのだ。
目次
第1章 日本のある島で
第2章 南島の人と自然
第3章 橋をかける
第4章 地の者として
第5章 見えない世界
著者等紹介
安渓貴子[アンケイタカコ]
愛知県生まれ。生態学専攻。現在、山口大学等非常勤講師。主な論文・著作に「フェノロジーとライフサイクルからみたハコベ属の進化」、「Cookbook of the Songola」、『酒つくりの民族誌』など
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