中公文庫<br> 喫茶店文学傑作選―苦く、甘く、熱く

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中公文庫
喫茶店文学傑作選―苦く、甘く、熱く

  • 林 哲夫【編】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 中央公論新社(2024/08発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 264p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122075504
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C1190

出版社内容情報

多くの作家、芸術家を魅了し、作品の舞台、創作の淵源、そして彼らの交友の拠点となった「喫茶店」。第二集では、海外の旅行記(ブラジル、トルコ、イタリア、パリ)を新たに収録。さらに、永井荷風「おもかげ」、筒井康隆「二人でお茶を」など、読み応えのある快作を加え、「面白さ」においては第一集を超える充実した内容を目指した。小説・随筆を織り交ぜた全23篇。
◆収録作
「コーヒー・ブレイク」長尾みのる/「「贈物だよ」と八百屋のおじいさんは言った」澁澤幸子/「女ひとり」犬養道子/「旅のたより」辰野隆/「色気と食い気」岡本太郎/「バラック・カッフェエ」久米正雄/「カフェの開く途端に月が昇った(抄)」稲垣足穂/「あの頃」立野信之/「おもかげ」永井荷風/「ぼくのコーヒーハウス」田村隆一/「火曜日の午後」串田孫一/「会話のエスプリを鍛えるために」安西冬衛/「私の遍歴時代(抄)」三島由紀夫/「W・ベンヤミンに倣って」矢川澄子/「etude 調子はずれの木琴」岩城宏之/「私たちの夜の大学」五木寛之/「ぼくの早稲田時代(抄)」川崎彰彦/「植物祭(抄)」富岡多惠子/「吹雪のハドソン川」中上健次/「逗子(抄)」森山大道/「二人でお茶を」筒井康隆/「おちょくり喫茶」田辺聖子/「後記――原稿紛失の記――」森茉莉

内容説明

永井荷風、岡本太郎、中上健次、筒井康隆、田辺聖子…。国内外の「喫茶店/カフェ」を舞台に、名手が紡ぐ随筆・小説の深い味わい。「鬼の如く黒く/恋の如く甘く/地獄の如く熱き」になぞらえて選び抜いた二三篇。シリーズ第二集。

目次

コーヒー・ブレイク(長尾みのる)
「贈物だよ」と八百屋のおじいさんは言った(澁澤幸子)
女ひとり(抄)(犬養道子)
旅のたより(辰野隆)
色気と食い気(岡本太郎)
バラック・カッフェエ(久米正雄)
カフェの開く途端に月が昇った(抄)(稲垣足穂)
あの頃(立野信之)
おもかげ(永井荷風)
ぼくのコーヒーハウス(田村隆一)
火曜日の午後(串田孫一)
会話のエスプリを鍛えるために(安西冬衛)
私の遍歴時代(抄)(三島由紀夫)
W・ベンヤミンに倣って(矢川澄子)
´etude調子はずれの木琴(岩城宏之)
私たちの夜の大学(五木寛之)
ぼくの早稲田時代(抄)(川崎彰彦)
植物祭(抄)(富岡多惠子)
吹雪のハドソン川(中上健次)
逗子(森山大道)
二人でお茶を(筒井康隆)
おちょくり喫茶(田辺聖子)
後記―原稿紛失の記(森茉莉)

著者等紹介

林哲夫[ハヤシテツオ]
1955年香川県生まれ。画家・著述家。武蔵野美術大学卒業。99年に書物雑誌『sumus』を創刊。2002年に『喫茶店の時代』で尾崎秀樹記念・大衆文学研究賞受賞。編著・装幀『書影でたどる関西の出版100』により竹尾賞デザイン書籍優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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みつ

19
23篇を収録。副題の「苦く、甘く、熱く」は、コーヒーを評したフランス革命前後の外交官タレーランの、コーヒーを譬えた言葉から「黒く」を「苦く」に変えて短縮したもの。ただ、コーヒーの味については、いずれの作品でもほぼ触れられない(紅茶しか出さない店もある。p152)。著者は、一番年長の永井荷風(1879年生)から、一番若くても中上健次(1946年生。ただし1992年死去)までで、遠い時代、しかも各人が若い日に通った喫茶店の回想が主。「名曲喫茶」「ジャズ喫茶」なども含め、当時の「場」としての喫茶店が語られる。2025/04/16

turtle

7
イメージと異なる作品が並び、流し読み。しかし、トルコとイタリアが舞台の作品は楽しかった。2025/02/08

iwasabi47

3
前作も読んだので。タルホの私小説エピソード、昔は理解できなかったが、今は読みたいな。しかし手許ない。2024/08/27

Ta283

1
良い短篇が多い2025/02/11

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