内容説明
鳥類一の賢者の言い分。利口過ぎて“街の嫌われ者”になったカラスの食・遊・闘・育・群の生態。
目次
カラスとわたしの10年
食う
遊ぶ
闘う
育てる
群れる
浴びる
民俗
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホークス
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福岡の葦書房1999年刊。著者は熊本の鳥類研究家で小学校の校長先生。文章が素朴で優しく、モノクロ中心ながら写真も多い楽しい観察記である。カラスは自然界の掃除屋。虫、トカゲ、蛙などを捕食し、ウサギや狸などの死骸も食べる。小は雀から大は青鷺まで、様々な鳥の卵や雛も巧妙に巣から強奪する。中々ショッキングな写真もあり、観察への強い情熱が感じられた。カラスの頭の良さを証明する写真も多い。トンビと仲が悪いのは、お互い掃除屋で競合しているからとの事。2018/10/16
埋草甚一(U.J.)
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カラスにまつわるあれこれは、楽しいね2005/04/14