内容説明
戦国乱世、五島灘に面した半島に強力な水軍を擁し、海外貿易で栄えた領主がいた。次代の領主として育てられた甚吾少年こそが後に遣欧少年使節に選ばれ、帰国後、殉教した中浦ジュリアンその人であった。苛烈なキリシタン弾圧による正史から抹殺された小佐々水軍とジュリアンの出自が四百年ぶりに甦る。
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- 古事記巻之二 神武3 中公文庫
戦国乱世、五島灘に面した半島に強力な水軍を擁し、海外貿易で栄えた領主がいた。次代の領主として育てられた甚吾少年こそが後に遣欧少年使節に選ばれ、帰国後、殉教した中浦ジュリアンその人であった。苛烈なキリシタン弾圧による正史から抹殺された小佐々水軍とジュリアンの出自が四百年ぶりに甦る。