小人の冒険シリーズ<br> 床下の小人たち (改版)

  • ポイントキャンペーン

小人の冒険シリーズ
床下の小人たち (改版)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 256p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784001109313
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

イギリスのある古風な家の床下に小人たちがすんでいました.しかし,小人の少女アリエッティが,その家の男の子に姿を見られたことから,この小人たちの運命に,大きな変化がおきてしまいます….1952年カーネギー賞を受賞した空想物語の代表作.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちはや@灯れ松明の火

30
身の回りの小さなものがいつしか無くなっていたら、それは床下に住む借りぐらしの小人たちのせいかもしれない。くずかごに捨てた古手紙の壁紙、吸い取り紙のじゅうたん、マッチ箱のたんす、糸巻きのいす、ミニチュアの家のようなハンドメイドに加え、水道やガスまで器用に管を取りつけて文明生活謳歌。誇り高い彼らは人間生活に寄生しているだなんて思わない。あくまで『借りた』だけ、『盗んだ』んじゃない。でも待てよ、返さないじゃん。返す前提があってこその借りるって行為じゃないのか。『永遠に借りておくだけ』それ、ジャイアン理論ですから2010/01/03

うめ

22
こどもの頃よく夢想した、お人形さんが動いたらって。小さい靴に小さいカップ。お人形さんならこのくらいのクッキーだって食べきれないほどのごちそうだなって。その頃の気持ちを思い出した。小人たちのことはもちろん、大人には、秘密。ジブリのアリエッテイも大好きだけど、原作を読んで、脚本や演出がどれだけ素晴らしかったのかよく分かった。原作をリスペクトしつつ、ただなぞるだけではなくて膨らませる。映画もまた観たくなった。2018/06/09

nyanco

21
吸い取り紙の絨毯、手紙の壁紙、マッチ箱の整理ダンス、糸巻きの椅子…、借りものを自分達の暮らしに合うように工夫して使うシーンは、やっぱり昔も今も一番楽しくワクワクする読んでいて一番、楽しいシーン。少年とアリエッティのシーンもとても楽しい。映画化では、舞台は現代の日本になるようですが、やはり少年との交流のお話もあるようで、ジブリらしさがあふれるであろうそのシーンがとても楽しみ。2010/01/15

刹那

17
読み友さんの紹介で♪アリエッティの映画もすきやったけど、この本もすき♪シリーズなので、読み進めていきたいな♪もう一度アリエッティの映画みたくなったな♪2012/11/22

まみ

15
映画化を機に再読。床下に住む小人一家が床上に住む人間の部屋からあれこれこっそり拝借し工夫をこらして暮らす様子(糸巻きの椅子にマッチ箱のたんす、手袋の指二本分で作ったズボンやまち針で木綿糸を編んだセーター・・・)には今読んでも胸がときめきます。好奇心旺盛なアリエッティが少年と出会うことでぐんぐん動き出す物語の展開にもわくわく。装画も素敵。未読の続編も読もうっと。楽しみです。2010/02/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/501865
  • ご注意事項

最近チェックした商品