感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
可不可
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碩学・荒木見悟氏の自伝である。66歳のときに出版されたもの。ただし、荒木氏は100歳くらいまで生きてるから、早すぎた自伝とも言える。■第六章の長崎市への原爆投下から、俄然、面白くなる。171ページからは著者の学問的姿勢が見えて興味深かった。■荒木氏はとてもまじめで率直な方だと感じた。誰かの学術書をヘンに持ち上げたりせず、つまらないものはつまらないと、オブラートに包むことなく正直に評している。そんなあたりも面白い。2025/02/08
