出版社内容情報
進化につなぐガストロノミックな技術改良
ピエール・エルメ氏が広めたパイの折り方や、
ベルナール・ロワゾー氏が生み出したフォンを使わないソースのように、
「自分の技法」がフランス料理の“次の”スタンダードとして浸透することを目指したいと、
髙橋雄二郎シェフは言う。
現代的な視点で、フランス料理の調理技術を科学的に分析し、
既存の調理技法に改良を重ねて精細に仕上げた
『ル・スプートニク』の料理の数々をテーマ別の技術ごとに解説。
目次
抽出と浸透
発酵と熟成
製菓理論の応用
精度を高めた魚と肉の火入れ
一体感を生む詰め物
未知なる国産素材の探求
瞬間デセール
著者等紹介
〓橋雄二郎[タカハシユウジロウ]
1977年生まれ、福岡県出身。大学、中村調理師学校を卒業後、都内のレストランで修業を積み、27歳で渡仏。パリの三つ星レストラン「ルドワイヤン」を皮切りに、ビストロ「ラミジャン」、ブーランジェリー「メゾンカイザー」、パティスリー「パン・ド・シュクル」で研鑽を重ね、幅広い分野を専門的に掘り下げる。2007年に帰国し、「ヌーベルエール」のスーシェフ、「ル・ジュー・ドゥ・ラシェット」のシェフを経て、2015年に「ル・スプートニク」をオープン。わずか半年でミシュランの一つ星を獲得する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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