内容説明
日本料理に関わる用語や食材を中心に、1852語を収録。日本料理・和食の料理人や関係者、あるいは日本料理に関心の高い人が知っておきたい基本的な用語、食材をはじめやや専門的な用語について厳選してわかりやすく解説している。
著者等紹介
遠藤十士夫[エンドウトシオ]
昭和15年茨城県生まれ。15歳から料理の修業を始め、昭和42年に『ひらの』(東京・湯島)の料理長に就任。昭和53年から平成11年まで日本興業銀行青山クラブ料理長。平成11年より料理研究所青山クラブ代表。各種セミナー、コンサルティング活動などを通して、日本料理の指導で活躍中。最近は台湾にも指導範囲を広げている。著書多数。内閣府認定公益社団法人日本全職業調理士協会会長、内閣府認定公益社団法人日本料理研究会取締役、四條司家最高勲位料理指南役、宮内庁御用達萬屋調理師会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Cinita
10
audibleにて。用語辞典とオーディオブックってあまり相性よくないと思うけど、こういう本を通読するってなかなか新鮮。週単位で過ぎていく食材の旬を敏感に取り入れつつ、相手の好みやその日の天候に合わせて献立や調理法、盛り付けを変えていく繊細な心遣いはまさに日本文化の神髄ですね。食材の原価計算等にも話題が及んでいるのがプロ向けの本という感じ。/辞典と言う割に文の端々から監修者の主観やこだわりが漏れてるのが読んでて面白かったんだけど、「女性客」を「舌の肥えた客」の対義語のように使ってる箇所にはモヤモヤしたな。2024/02/02