出版社内容情報
現代ドイツを例に、父母・生徒の学校経営参加にともなう校長の役割変容を考察する。「教育者」としてよりも、「経営者」「調整者」「組織変革者」としての役割が重要になりつつある現状分析から、変容する現代の学校問題の核心に迫った野心作。日本教育経営学会賞受賞
内容説明
本書は、筑波大学に提出した博士学位請求論文「ドイツにおける合議制学校経営の展開と校長の役割変容に関する研究」(一九九四年三月、博士(教育学)取得)に修正を加えたもの。
目次
序章 本研究の目的と課題
第1章 合議制学校経営の制度理念と校長への役割期待
第2章 合議制学校経営の展開と校長への役割期待
第3章 校長研修による役割期待への対応
第4章 組織開発と「組織変革者」校長の養成
終章 総括と今後の課題