標本画家、虫を描く―小さなからだの大宇宙

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  • サイズ A5判/ページ数 224p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784750518459
  • NDC分類 486
  • Cコード C0045

出版社内容情報

《点と線、ペン先でとらえる生命(いのち)の形》



師匠はいない。相棒は顕微鏡と製図用ペン。

描くのは体長数ミリの昆虫たち。

来る日も来る日も、ただひたすらに虫を描いてきた。

孤高の標本画家・川島逸郎が自らの半生と仕事を語る。



**********



《標本画100点収録!》



体長が数ミリほどの昆虫を緻密な線と点で描き、第一線で活躍する専門家たちからも一目置かれる、標本画家・川島逸郎。経験と知識に裏打ちされたテクニックを駆使し、私たちの小さき隣人たちの姿を描き出す。五〇年を経てなお続く試行錯誤の日々を、自ら手がけた標本画とともに語る。

内容説明

師匠はいない。相棒は顕微鏡と製図用ペン。描くのは体長数ミリの昆虫たち。点と線、ペン先でとらえる生命の形。来る日も来る日も、ただひたすらに虫を描いてきた。孤高の標本画家・川島逸郎が自らの半生と仕事を語る。収録標本画100点。

目次

虫たちの記憶
カブトムシに向き合い直す
単なる写生にあらず
異次元のミクロワールド
「描くため」のそなえ―描画以前
前処理 正確に描き、示すために
「線引き」の高いかべ
シンプルな線画でこそ伝わることとは?
ひたすら点を置き続ける
光をとらえる
数える毛と数えない毛
鱗粉に隠された真の姿 チョウの体
修正は徹底的に
忘れられない失敗
スケッチを通して、アリの体を学ぶ
無理難題の依頼
窮余の策?『完訳 ファーブル昆虫記』図版制作の舞台裏
前例のない絵
トンボの尻尾を描き続けた日々
小さなハチと、先人の仕事とに挑む〔ほか〕

著者等紹介

川島逸郎[カワシマイツロウ]
1969年川崎市生まれ。生物画家。日本トンボ学会、日本昆虫分類学会等の各会員。学術論文の標本画担当多数。自らも原著論文や記録報告などの出版公表を行い、その数は四五〇編(2024年度時点)にのぼる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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たまきら

42
虫眼鏡で拡大しながらうっとり楽しみました。標本画は立体を表現するのに斜線は使わず(パターンと誤解を生んではいけないから)点描を使う決まりですが、いや~丁寧だなあ!私は勢いだけで描いてしまうタイプなので、緻密な描写は真似ができません。うっとりしました。また、より理解を深めるために解剖もされているのか…と、納得。カブトムシの分解のエピソードも面白かったです。2024/10/10

Nobu A

11
川島逸郎著書初読。図書館新着本コーナーで目に留まった本書。恐らく誰もが一度は目にした昆虫標本画。本書では触れていないが、昆虫標本画家って国内にどれだけいるのだろうか。それとも目にした標本画は全て著者の川島逸郎画なのだろうか。そんなことを思いながら頁を繰る。冒頭に小3の時に描いたオニヤンマ等の写真掲載。とても小3とは思えない技能。観察眼に感銘すら覚える。兜虫や蜻蛉はまだ良いが、ゴキブリや毛虫は目を逸らしたくなる。好きこそ物の上手なれとは正にこのこと。まえがきとあとがき以外の本章はパラパラ読み読了。 2024/10/03

takao

3
ふむ2024/09/27

たかっさ

3
作品とその制作経緯には圧倒される。そのまま引用:『デジタルあるいはAIうんぬんとやかましい激動の現世にあって、手作業の肉筆でものを生み出さんとあがく我が身。。。』。 昆虫の『同定』には、『標本画』だよ絶対、と思いつつ、昆虫の種類の多さの前に、さてタイヘンだ。2024/08/24

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