出版社内容情報
阪神甲子園球場はプロ野球の公式戦が行われる現存する球場として最も長い、100年の歴史を持っている。しかし、タイガースは開幕時と8月に甲子園を使うことができない。なぜなら、甲子園では高校の部活動である春と夏の高校野球の大会が、タイガースの試合より優先されているからである。なぜこんな不可思議なことが続いているのか。そこには球場建設のいきさつがあった。本書はこれまで一緒に語られることがほとんどなかった、阪神甲子園球場でのタイガースと高校野球、二つの歴史を融合させた、壮大な野球史である。
内容説明
野球の「聖地」1世紀の歴史を、タイガースと高校野球双方の視点で読み解く、画期的な一冊!春夏甲子園大会の過去記録・プロ野球年度別成績など、約300点のデータを収録。大ボリューム688ページ!
目次
序章 1985 甲子園が最も熱かった年
第1部 黎明 1905‐1945
第2部 復興 1945‐1965
第3部 苦難 1966‐1984
第4部 暗黒 1986‐2001
第5部 停滞 2002‐2022
終章 2023 三八年ぶりの日本一
著者等紹介
中川右介[ナカガワユウスケ]
1960年東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。出版社勤務の後、アルファベータを設立、「カメラジャーナル」「クラシックジャーナル」を創刊し、音楽家の評伝や写真集を編集・発行(2014年まで)。2003年から執筆活動も始め、クラシック音楽、歌舞伎、映画、歌謡曲、マンガ、アニメ、野球などの分野で評伝・ドキュメンタリーを執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ma-bo
ココアにんにく