出版社内容情報
【推薦】三ツ矢雄二さん(声優/マルチクリエイター)
「BLのボイスドラマの元祖は、佐川さんと私だったのだ!
お耽美な世界を佐川さんと二人三脚で走り抜けた時代を、思い出しました。」
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伝説の「元祖BL雑誌」の企画・創刊者が語る、華麗なる、やおい、BL(ボーイズラブ)、おたく、サブカルチャー前史!
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1970年代後半、アニメ専門誌が次々と創刊され、第1回コミケが開催された、おたく文化の黎明期――。
同人文化、2次創作が盛り上がりをみせる中、密やかに、『JUNE』という妖しい花が開花しつつあった!
「美少年」「お耽美」からBLの誕生まで。
〈アルバイトの思い付きから始まって、手探りでつくった『JUNE』という雑誌は、今では「元祖BL雑誌」というありがたい称号までいただいています。これからお話しするのは、まだ「美少年って何じゃ?」というのが、僕にも、読者にも、もしかしたら作家さんにもよくわかっていなかった、すごくモヤモヤするけど、そのモヤモヤにどうしようもなく惹かれてしまった――そんな時代の出来事です〉(本書より)
内容説明
1970年代後半、アニメ専門誌が次々と創刊され第1回コミケが開催された、おたく文化の黎明期―。同人文化、2次創作が盛り上がりをみせる中、密やかに『JUNE』という妖しい花が開花しつつあった!伝説の「元祖BL雑誌」の企画・創刊者が語る、華麗なる、やおい、BL、おたく、サブカルチャー前史!
目次
第1章 駆け出しの頃―『JUNE』創刊前夜(駆け出しの頃;少女マンガとの出会い ほか)
第2章 美少年は自由にする―『JUNE』始動!(竹宮惠子先生に大胆にも依頼する;物語の始まり、その伏線 ほか)
第3章 少年愛の輪郭を求めて―『JUNE』の手探りの航海(突然の休刊と再出発;「BLと百合の元祖」の座を逃す ほか)
第4章 シーンが生まれるまで―『JUNE』の成功とBLの夜明け(なぜ「少年」ではなく、「美少年」だったのか;本物と偽物のあわいで ほか)
第5章 ハッピーエンドは自分でつくる―拡散するBLと『JUNE』の休刊(三ツ矢雄二さんと出会い、日本初のBLボイスドラマをつくる;『間の楔』と塩沢兼人さん ほか)
著者等紹介
佐川俊彦[サガワトシヒコ]
編集者、ライター。「元祖BL雑誌」とも言われる雑誌『JUNE』『小説JUNE』を企画・創刊。少女マンガ家ささやななえの夫。京都精華大学マンガ学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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