イン・マイ・ライフ

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イン・マイ・ライフ

  • 吉本 由美【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750517025
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

映画と雑誌が大好き、夢は自分好みの部屋に暮らすこと―。18歳で始めた東京暮らし。初めて就職した『スクリーン』編集部での映画三昧の毎日。憧れの大橋歩さんのアシスタントを経て、『アンアン』の編集見習いに。そして流行発信の最前線でインテリア・スタイリストの草分けとして目まぐるしく駆け巡った日々…。人生ってなんだか偶然と突然の連続。還暦過ぎて地方暮らしを思い立ち、熊本へ帰郷。転がり着いたこの地で新しい仕事もいざ始動。猫の世話、庭仕事も忙しい。73歳となった一人暮らしの達人が、人生折々に見つけた“年をとる愉しみ”について綴るエッセー。

目次

1 転がる石のように(住みたい部屋を思い描いて;東京の街みちくさ歩き 60’s;映画が教えてくれた 70’s;スタイリストになる 70’s‐80’s;暖簾を下ろして筆一本 90’s)
2 あたらしい土のうえで(家に帰って;揺れる日々;街をされく;始まり;よりどころ;私の朝は猫仕事から;家を繕う;我が家の庭のささやかな歴史;母の器たち;真夜中の新聞;70歳の夜のひらめき;老後の仕事 私の場合;ヒルデガルトの長いお話;人生は小さな愉しみのつづれ織り)

著者等紹介

吉本由美[ヨシモトユミ]
1948年熊本市生まれ。作家・エッセイスト。セツ・モードセミナー卒業後、洋画雑誌『スクリーン』編集部、大橋歩のアシスタントを経て雑誌の世界へ。創刊間もない『アンアン』『クロワッサン』『オリーブ』などの女性誌を舞台に雑貨・インテリアを扱うスタイリストとして活躍後、執筆活動に専念。雑貨・インテリア、日々の暮らしや旅をめぐるエッセー、小説作品が多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kei

120
スクリーン、アンアン、クロワッサン、村上春樹、と、ずっとなにかしら目にしていた著者。上京して、激動の時代に憧れの職、編集者やスタイリストになって、華やかな世界に。しかし、出版界の不況の中、親の介護や自身の老いで帰郷。フリーランスの老後の金銭事情や独り身の不安も正直に。なかなか綺麗事ばかりではない団塊の世代の生き方です。インマイライフ、色々あるさ、ね。(笑)ちょっと身につまされて、穏やかな気持ちになります。2021/11/21

ぶんこ

60
若かりし頃に憧れていた吉本さんの今が綴られていました。勉強よりも映画が好きだった吉本さん。高卒後の進路に迷った時は、偶然目にした雑誌でセツモードセミナーを知って上京。そこから交友関係が拡がり、道を歩いては偶然の出会いからの楽しい仕事へ。仕事が飽きてくるタイミングでまたも道を歩いて知人に出会い、新たな仕事を得る。その繰り返し。実に面白い。楽しいことを堪能しては次の楽しみへと全力を尽くした結果、貯え僅かで老後を迎える。でもお金ではない人脈という貯えが凄い。私とは真逆な人生だけに、魅力的で興味深い。2022/03/03

tetsubun1000mg

47
熊本市で書店と喫茶店を営みながらエッセイ本などを書いている田尻久子さんとの共著エッセイ「熊本かわりばんこ」を読んで初めて知った吉本由美さん。 還暦になって実家に戻って住むことになった元編集者・スタイリストという事だが、無駄がなく大変読みやすい文章。 元編集者だけあって自分のこれまでの履歴などを入れながら、読み手を引き込んだりちょっこしたボケなどを入れてドンドンと読ませてくれる。 文章の組み立てが大変上手いのが良く分かる。 田尻久子さんとの出会いから橙書店でほかのお客さんと助け合いが広がっていくのも面白い。2024/03/11

にゃおこ

34
こないだ読んだ「本を読んだら散歩に行こう」で紹介されていた1冊。最近老いがテーマの本に手を伸ばしてるな、自分。手本にしたいというより、若い頃から、なんだか好き、な方の今のお心持ちを聴きたい感じ。前編は自伝風おしゃべりエッセイ、後半近況おしゃべりエッセイ。2023/11/12

のんぴ

34
インテリアスタイリストとして、有名な雑誌で活躍されたが、年をとって仕事が減り、都心での生活が経済的に難しくなるのに思い当たり、実家の熊本に帰り、親の介護を経て、実家で猫と暮らす。色々持っている人だなという感想。自分の気持ちに正直に、全力で突き進むと、縁も機会もついてくる。楽器演奏や庭仕事などを一人で楽しむと同時に、魅力的な友人にも恵まれ、日々の小さな感動をインスタに投稿。取材や執筆など自分にちょうどいい量の仕事をして、うらやましい。自虐でも自慢でもない文章も好感が持てる。2023/04/16

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