英国一家、ますます日本を食べる

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  • サイズ B6判/ページ数 216p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750514086
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0095

内容説明

ブース一家よ、何処へゆく。終わらない怒涛の“食”大冒険。ウニ、カツオ、鮨、MSG、しゃぶしゃぶ、すき焼き、干し貝柱、醤油、和三盆糖、フグ、泡盛、ウミブドウ、豆腐よう、イラブー汁、塩、などなど一家で挑戦。

目次

魚屋の魚屋―東京・築地
MSG―東京・味の素社訪問
余すところなく食べる魚―焼津・カツオ
本物のワサビ―天城山・本ワサビ
道具街―東京・かっぱ橋
初めてにぎる鮨―東京・料理教室
料理サークル―京都・オムライス
禅の対話―京都・枯山水
失われた魂の森―高野山・精進料理
牛肉に抱く妄想―松阪・和牛
海女―志摩・真珠とサザエ
世界一の醤油―香川・27年物
フグに挑戦―下関・ふく
南国のビーチ―沖縄・牧志公設市場
世界一長寿の村―大宜味村・豆腐よう
身体にいい塩―沖縄・ぬちまーす
特別番外編 裸のつきあい―兵庫・城崎温泉
エピローグ

著者等紹介

ブース,マイケル[ブース,マイケル] [Booth,Michael]
英国・サセックス生まれ。トラベルジャーナリスト。フードジャーナリスト。枠にはまらない食への飽くなき好奇心と探求心が身上。2010年「ギルド・オブ・フードライター賞」受賞。パリの有名料理学校ル・コルドン・ブルーにおける1年間の修業とミシュラン三ツ星レストラン、ジョエル・ロブションの“ラテリエ”での経験をつづった“Sacr´e Cordon Bleu”は、BBCとTime Outにおいて週刊ベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょろんこ*勉強のため休止中

193
前作の補足版。登場人物達や筆者の立位置等についての説明が全くない為、本書から読む場合は不親切に感じるかもしれない。前作は英国人一家の珍道中で、ドタバタコメディ的な面白さがあった。また飲食店も多く紹介されており、ガイドブック的な要素が強かった。それに対し本作は食の薀蓄部分に力が入っていたように思う。食を通した日本文化、日本人の習性について鋭い異国の目を通して描かれておりハッとさせられた。豆腐よう、ワサビ、カニミソ等の普段とりあげられないような食物が多かったのも興味深く読めた。前作と併せてお勧め。装丁も好き!2014/09/07

のっち♬

143
『英国一家、日本を食べる』から漏れた章に番外編を加えたもので、食材の由来や食文化のバックヤードが中心。インパクトは控えめで食レポも素っ気ない表現が並ぶが、ジャーナリストとしての素顔はこちらの方が前に出ていると思う。海外からの偏見に応える形でうま味効果まで考察するMSGの章はこの点で印象深い。築地市場や庭園やカラオケボックスでの子供たちの粗相、妄想じみた先入観、懲りない買い物癖など、苦笑エピソードも豊富。中でも松坂牛への率直な意見は説得力があるし、フグの内蔵をこっそり舐めてみるというのも日本人にはない感覚。2022/10/16

kinkin

110
よく日本の特バンで、イモムシやサソリを食べさせられるs-ンがあるけれど、外国人からすればナマコや、その内臓、ウニなどもその類だろう。文化の違いでこうも食品に対する感覚が違うことに気づく。それにしても著者のほうが私より余程高級で、様々なものを食べていることがうらやましい。続編を臨む。2014/07/30

れみ

102
イギリスの一家4人が日本に3ヶ月滞在し食べ歩いた記録の続編(前作に収録されなかった分&エピローグ)。日本人でもあまり知らないような食の知識がいっぱいで面白い。今年の春にはテレビ番組の企画で家族揃って日本を旅されたらしいのに見逃してしまって残念。その旅の様子を紹介したブログを発見。エミルとアスガー大きくなってる(^^) http://d.hatena.ne.jp/AKISHOBO_eigyo/20140502/13990353922014/08/09

トムトム

99
前作は日本人が読む事を想定しないで書いていたからブラックジョークだらけ。1冊目の大ヒットを受けて、少々文章がまろやかになっている。ちょっと日本人を意識してしまっている。もっと愛のある日本の悪口言っておくれよ!ガイジンさんの日本旅の本として、面白かった。2020/02/14

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