出版社内容情報
落語に登場する人気者としての町人、本音のオンパレードの江戸の女、そのいい加減さがいい加減な武士、野暮があるから粋がわかる田舎者、江戸の娯楽の立役者の力士など落語世界のスターや名脇役たちを分析・解説。落語ファン必携。
内容説明
冷徹さと人情をあわせ持ち、粋と野暮を行動規範とし、階級社会を達観して啖呵を切りながらそそっかしく生きる落語国の住人たち。そのなかから、八五郎、与太郎、佐平次、一八、紺屋高尾、柳田格之進、谷風…など、選りすぐりのスター84人を人別改。
目次
町人―落語国のヒーロー(八五郎(はちごろう)
熊五郎(くまごろう) ほか)
江戸の女―本音のオンパレード(黄瀬川(きせがわ)
小照(こてる) ほか)
武士―そのいい加減さがいい加減(赤井御門守(あかいごもんのかみ)
田中三太夫(たなかさんだゆう) ほか)
田舎者―野暮があるから粋が映える(権助(ごんすけ)
百兵衛(ひゃくべえ) ほか)
力士―江戸の娯楽の立役者(龍田川(たつたがわ)
筑波嶺(つくばね) ほか)
著者等紹介
保田武宏[ヤスダタケヒロ]
演芸評論家。1935年、石川県に生まれる。東京大学経済学部を卒業後、読売新聞社に入社。地方部、運動部、文化部、芸能部記者を経て、編集委員を最後に定年退職し、演芸評論家となる。解説を執筆した落語のレコードやCD、DVDは1000枚を超える。文化庁芸術祭審査委員、国立演劇場花形演芸大賞の審査員を長年務め、2006年の国立演芸場40周年記念式典で感謝状を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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