内容説明
仏教はお葬式だけの宗教でもなければ、難解で親しみにくい宗教でもありません。本来の仏教は、“安楽な生き方を説いた宗教”なのです。本書は、その教えを、誰にでも分かりやすい形で解説したものになります。仏教には自分の生き方を変える言葉がたくさんあります。生きる希望が湧いてくる言葉が数多く語られています。この本を読んで、少しでも生きる希望が得られるならば、幸いに思います。
目次
第1章 心のモヤモヤが消える仏教の言葉(身心脱落―時には脱落することもいいのです;洗い晒し―悲しい過去は洗い流してしまいましょう;大悲三念住―すべては平等なのです ほか)
第2章 目の前の道が開ける仏教の言葉(挨拶―すべては挨拶から始まります;不定―未来は決まってはいません;迷信―迷信したときは心をリセットしましょう ほか)
第3章 大切な気付きをくれる仏教の言葉(御利益―求めるものではありません;相好を崩す―見る人によって表情が変わります;まんじゅう―やわらか頭になりましょう ほか)
著者等紹介
鳥沢廣栄[トリザワコウエイ]
1961年生まれ、岐阜県出身。理系の大学へ入学するも、4年生のはじめに退学。その後、高野山大学文学部密教学科へ編入。卒業後、岐阜に戻り、法恩院の住職となる。檀家のない寺で、主に相談事、悩み事などを聞く毎日を過ごしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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