会社の老化は止められない―未来を開くための組織不可逆論

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会社の老化は止められない―未来を開くための組織不可逆論

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750513058
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C0034

出版社内容情報

会社員、コンサルタントとして20年以上、会社と関わってきた著者が贈る渾身の組織論。会社という生命体に関する観察結果の集大成。危機を感じている経営者、非合理的なシステムに悩む人々、老化した組織と闘うイノベーター必読!

目次

第1章 会社という名の不可逆プロセス(会社の営みは「老化との戦い」である;会社にも「子供」「大人」「老人」がある ほか)
第2章 老化した会社の「止められない」症候群(数の増殖は止められない;細分化の流れは止められない ほか)
第3章 老化を加速させる大企業のジレンマ(ブランド力を高めれば社員の依存心は増す;組織化すれば付加価値が失われる ほか)
第4章 会社の老化がイノベーターを殺す(多くはアンチイノベーターである;老化すれば社内政治家が増える ほか)
第5章 何がパラダイムシフトを阻むのか(会社はなぜか老化と世代交代を前提としていない;負債化した「常識」が会社の変革を妨げる ほか)
第6章 組織の宿命をどう乗り越えるか(無駄な抵抗はやめて運命を受け入れる;不可逆プロセスを遅らせる方策をとる ほか)

著者等紹介

細谷功[ホソヤイサオ]
ビジネスコンサルタント。1964年、神奈川県に生まれる。東京大学工学部を卒業後、東芝を経てコンサルティングの世界へ。アーンスト&ヤング、キャップジェミニなどの米仏日系コンサルティング会社を経て、2009年よりクニエのマネージングディレクターとなる。2012年より同社コンサルティングフェロー。専門領域は、製品開発、営業、マーケティング領域を中心とした戦略策定や業務・IT改革に関するコンサルティング。あわせて問題解決や思考力に関する講演やセミナーを企業や各種団体、国内外の大学などに対して実施している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

46
【TP1306】会社も人と同じように老化する。老化した会社は様々な弊害を発生する。◆会社の営みは老化との戦い。会社は生命体であり、老化は不可逆。◆物理的側面(エントロピーの増大)と心理的側面(人間の心理的な癖)◆老化した会社では『思考停止』が起こる。自己(所属部門)中心的で、全体像(会社全体)が考えらなくなる→私は悪くない。◆活性化できるのはイノベーターだが、イノベーターを活用できないのが老化した会社。◆スタンプラリー:意思決定の承認者の増殖→ひとりひとりの真剣度が低下。責任回避の手段。私の責任じゃない。2018/03/17

バトルランナ-

23
P63ルーチンワークをさぼれば明確に減点になるが、クリエイティブワークをやらなくても減点にはなりにくい。P77承認者の増殖。スタンプラリー。集団無責任。責任回避傾向。P108性善説から性悪説への流れは止まらない。都市化。口頭ですんでいた約束が文書化。5点満点で4点。2017/04/14

りょうみや

14
再読。会社という組織の老化プロセスを人間の老化のアナロジーの観点から考察しているがそれが見事。思考力や思考停止の本を数多く出している著者だが、自分にとっては最初に読んだこの本が一番インパクトがあった。再読しても得られるものがある。2018/06/22

手押し戦車

9
スタンプラリー責任回避の構造で肩書を気にする集団には砂糖と塩を無目的に混ぜても何の意味もない調味料構造が有る。塩には塩にしか出来ない事が有る。知識を活かせる事に専念して砂糖を際立たせる。若者に親孝行してもらう方が老化も防げ世の為人の為になる。砂糖と塩は別々で使われて初めて個性が出せる。配合の比率やタイミングを上手に意図して砂糖や塩を使う事で美味しい料理が出来る。調味料の関係の様にお互いの長所を出して行くと親が子供の成長を見守る様にイノベーションが生まれ活気が出てDNAを残し世代交代が出来る。素材を活かす!2014/07/11

たくみくた

8
32冊目。会社の一生を人間の一生というアナロジーで考察した本。細谷さんが別の本でも書いているアナロジーの効用を感じた。特に印象的だったのは、①大手企業では作業などがどんどん外注化されていく、これは「人間の老化過程」と同じで、人間も年を取ってくると手足を動かすのが億劫になって「若い者にやらせよう」とする。② 人間の老人には、不老不死を信じて永久に生きながらえようとしている人はいないのに、会社に関しては不老不死を暗黙のうちに信じている。親子関係も次世代にバトンを渡すものと、親が主導権を持ち続ける違いがある。2022/07/18

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