目次
序章 おれの人生を操るDNA
第1章 戦時下の上海で
第2章 さまよう無国籍一家
第3章 学校は寄席と映画館
第4章 疾走していた「狂犬」時代
第5章 サムライ、欧州を駆ける
第6章 ジャパニーズ・ロックの目覚め
第7章 好きな歌手?それはミッキー・カーチス
終章 人生、ダメでもともと
著者等紹介
カーチス,ミッキー[カーチス,ミッキー][Curtis,Mickey]
ミュージシャン、俳優、落語家。1938年、東京都に生まれる。本名は加千須ブライアン。米国人の祖父を持ち、幼少時代を上海で過ごす。早くから米軍傷病兵への慰問活動などの音楽活動を始め、1958年の第1回日劇ウエスタンカーニバルで、ロカビリー三人男の一人として爆発的人気を得る。また、映画俳優として多数の作品に出演、ほかにもカーレースなど多彩な活動を繰り広げる。1966年、バンド「サムライ」でヨーロッパに渡り、1970年に帰国。その後はプロデュースも手がけ、ガロやキャロルなど、多くのミュージシャンを輩出した。また落語立川流に入門し、落語家・ミッキー亭カーチスとしても活躍する。半世紀に及ぶ芸歴を持つ日本屈指のエンターテイナーである(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あらえるびす
1
異色ロックン・ローラー/タレントの興味深い生い立ちと半生記。2012/02/05
Noda's Rockin' Blues
0
恐らく、日本で一番ヒップでファンキーな爺さんの自伝。以前、音楽雑誌でこの人のインタビューを読んだ時、物凄く面白い人生があったものだな、と思ったが、それを裏付ける話が満載だ。ミュージシャン、俳優、レーサー、落語家…自分が面白そうだと感じたものにのめり込んで行って、気がつくと沢山の肩書きができていた、という。普通の人がこういう生き方を真似すると、とんでもない目に合いそうな気がするけど(笑)、「ダメでもともと」という精神には多いに共感。植草甚一のエッセイのような、年を取ることが楽しくなってくるような本だ。2014/12/10
ひげおやじ
0
誰でも映画のシナリオを1本書くことができると、新藤兼人監督が言っていたが、話半分としてもオモシロイ。わたしにはとてもとても。2013/06/29
1950 old guy
0
書かれていることがすべて真実ならば映画にしても面白い。2012/10/04
チェンソー
0
かっこいい。2012/02/01
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- 和書
- 学校臨床に役立つ精神分析