内容説明
水道のお水は飲ませてもいいのですか?野菜や魚は安全ですか?放射能を浴びたら、どんな健康被害がでるのですか?日本で起きてしまったレベル7の原発事故を前に、親たちの心配は限りがありません。大切な子どもたちを放射能から守るために、何をしたらいいのか。チェルノブイリ原発事故の医療支援をした医師であり、現松本市長が、「放射能を正しく知り、放射能から正しく身を守る」方法を語ります。
目次
1章 放射能を浴びたら、どんな健康被害がでるのですか?(放射能には、どんな危険性があるのですか?;「ベクレル」と「シーベルト」の違いを教えてください;「内部被ばく」と「外部被ばく」は、どんな違いがあるのですか? ほか)
2章 水や野菜や魚、ふつうに摂ってもだいじょうぶですか?(残留放射能濃度はどうなっているのでしょう;どんな食べものに気をつけたらいいですか?;魚は安全ですか? ほか)
3章 25年目のチェルノブイリ(いま、チェルノブイリ被災地では…;高汚染の「埋葬の村」で;悲しみを繰りかえさないために ほか)
著者等紹介
菅谷昭[スゲノヤアキラ]
1943年長野県生まれ。信州大学医学部卒業後、甲状腺疾患の専門医として活躍。1996年に信州大学を辞めて、チェルノブイリ原発事故被災地の医療支援活動のため、ベラルーシ共和国に渡る。首都ミンスクの国立甲状腺がんセンター、高度汚染地域のゴメリの州立がんセンター等で、小児甲状腺がんの外科治療を中心に、5年半の医療支援活動を行った。帰国後、2004年に長野県松本市の市長に就任。チェルノブイリ原発事故の現状を踏まえながら、NPO法人「チェルノブイリ医療基金」の活動とともに、さまざまな提言を松本から発している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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