内容説明
著者の発明した「手振れ補正技術」は、今やビデオカメラやデジタルカメラには欠かせない機能となった。この技術は著者らにより、1988年に世界で初めて製品化された。さらに、日・米・欧のデジタルテレビ放送規格の基幹技術であるデジタル放送技術、DVDやブルーレイディスクのダビング10に使われているBCA(バーストカッティングエリア)の発明など、登録特許は海外を含めて1000件を超え、多分野型の発明家として名を馳せる。社内で「発明塾」を開き、前途有為な若者の育成に力を注ぐ。
目次
1章 プロフェッショナル・アマチュアのすすめ―斬新な発想をする
2章 ひらめきはリンクである―異種をつなげると大きなアイデアになる
3章 ひらめきを形にする―製品化してはじめて成功と言える
4章 いい仕事にはかならず大きな壁が立ちはだかる―手振れ補正技術・完結編
5章 読もうと思えば5年先は読める―“交流”から斬新な発想が生まれる
6章 世界を相手にする発想術―デジタルテレビ放送の必須技術の発明
著者等紹介
大嶋光昭[オオシマミツアキ]
パナソニック(株)理事、本社R&D部門技監、工学博士。1974年、松下電器(株)入社。本社研究部門にて研究開発に従事。2005年、本社R&D部門技監。1983年、手振れ補正の基本技術を発明し、1988年、世界初の手振れ補正を搭載したビデオカメラを製品化。03年に全国発明表彰恩賜発明賞、04年に紫綬褒章を受章。1991年、デジタルテレビ放送方式の基本技術を発明し、日・米・欧のデジタルテレビ放送規格の基幹部に採用された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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