内容説明
このプログラムができて15年―様々な場所で、様々な人が試し、その成果を積み上げてきた画期的な療法は、当初は疑念をもって迎えられた。「そんな短期間で結果が出るのか?」「これだけ重い症状が治るのか?」と。本書は認知症ばかりかアルツハイマーなどの症状も改善させた驚きの事例集である。
目次
1 こうして心身機能活性運動療法は生まれた(最初は「高齢者の健康づくり」が目的だった;施設の高齢者との出会いが改善プログラムを生んだ ほか)
2 三カ月でここまで改善された!(明け方の徘徊も止まり、仲間と一緒に楽しめるようになったSさん;唾を吐き散らしていたのが、穏やかに話ができるようになったRさん ほか)
3 “人間性”が復活していくドラマ(排便の問題行動がまったくなくなったNさん;記憶が蘇ってきた若年性アルツハイマーのOさん ほか)
4 改善事例、続々 台湾・上海編(台湾で受け入れられた秘密;被害妄想がひどかった花ばあちゃん、日常生活が普通にできるようになる ほか)
5 心身機能活性運動療法のプログラム(活性温熱療法;フィンガースポーツ運動、フラハンド有酸素運動 ほか)
著者等紹介
小川眞誠[オガワシンセイ]
1941年、生まれ。64年、日本大学商学部経営学科卒。83年、日本ゲートボール促進協議会理事長に就任。84年、創始者杯第1回全国ゲートボール選抜大会主催。86年、国土庁長官杯「全国離島交流ゲートボール親善大会」の企画運営に携わる(第3回まで担当)。87年、第1回「ゲートボールあしながおじさんチャリティー大会」実行委員会事務局長。91年、日本ゲーゴル協会設立、理事長に就任。2001年、NPO法人日本心身機能活性療法指導士会を設立し、理事長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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