行き場に悩むあなたの女性外来―「部分」ではなく「全体」を治す

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750506159
  • NDC分類 495
  • Cコード C0077

内容説明

女性だから見逃されている病気があります―通った病院の数15、11、8…それでやっとたどり着いたのが女性外来。男性中心の医療では見逃されてきた微小血管狭心症や線維筋通症、更年期障害、月経困難症などの病気の「治る手順」を、患者の手記と著者による解説で明らかにする。

目次

女性のための医療―はじめに
さんざん苦しめられた「私の症状」―手記と解説(全人的に治す―私のめざす医療;生理痛 毎夜に及ぶ忙しさで、諸症状に苦しむ;月経前症候群 環境の大きな変化から、生理前が不安定に;生理不順 掛け持ちのアルバイトの重圧から、生理が月に2度も;更年期障害1 夫の介護と交通事故で、摂食障害とうつ状態に;更年期障害2 義父母との軋轢から、寒気や情緒不安が現れる;更年期障害3 様々な症状に、次から次と襲われる;肥満 義母と子育てのストレスで、肥満と肩凝りに苦しむ;片頭痛 夜勤で狂った身体のリズム、激しい頭痛が始まる;冷え 完璧主義の性格に家庭でのストレス、冷えや腰痛に悩む ほか)
千葉県の先駆的な試み
もっと行き届いた医療を―終わりに

著者等紹介

天野恵子[アマノケイコ]
1967年、東京大学医学部卒業、81年医学博士。同大保健センター講師を経て、94年東京水産大学保健センター教授・所長に就任、2002年より千葉県衛生研究所所長兼千葉県立東金病院副院長として女性外来の診療にあたる。性差医療の第一人者で、東京大学医学部非常勤講師(1996年~2003年)、鹿児島大学医学部非常勤講師(2004年~現在)、秋田大学客員教授(2005年~現在)としても活躍している。全国でのセミナー、講演も多い。90年に日本心臓病学会「上田英雄賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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