出版社内容情報
大好評! 朝日新聞神奈川版「花めぐり」の著者が書き下ろす、「丁寧な花の撮り方」
路傍の花、身辺の野花を取ることが難しくなってきた。だから余計に花への思いが募る──本書は花のうんちくをまじえながら、いかに“その花らしく”撮る秘訣を伝授する。
第1章 もう路傍の花は、高嶺の花になった
第2章 花を美しく撮るのは簡単だが“その花らしく”撮るのは難しい。
第3章 季節、土地への気配りが、いい花の写真になる
第4章 花と人物という組み合わせもおもしろい
第5章 ウンチクいっぱい花図鑑
著者・福田徳郎氏はもと朝日新聞出版写真部長で、小社ではシニア向けのカメラ入門書『定年後は写真に凝って仲間を作ろう』の著書があります。現在では朝日新聞神奈川版で「花めぐり」を連載中です。本書は静かなブームを呼んでいる『花を撮る』ことの基本から応用まで、分かりやすく書いてある技法書にして花のウンチクをまじえたエッセイでもあります。上手に撮れたら、仲間と一緒に展覧会を開きましょう。
内容説明
「花めぐり」(朝日新聞神奈川版で好評連載中)の著者が、こまやかに、そして大胆に花を撮る技を手ほどきする。
目次
第1章 “花の名所”は、あなたの心の中にある(「花を撮りたい」という人、急増中;花のことは比叡山で教わった ほか)
第2章 定年後は仲間と一緒に花を撮ろう(なぜ「花」に心が向かうのか;老いてこそ見えてくるものがある ほか)
第3章 花を撮るには、これだけは最低揃えたい(花を撮るには花のことを知る;定年後のカメラ、「福田流」選択基準 ほか)
第4章 花をこまやかに、そして大胆に撮る技術(花がきれいに撮れる条件;大事な「絞りとシャッター速度」の関係 ほか)
第5章 季節の花を心をこめて撮る(花は年々歳々、同じからず)
著者等紹介
福田徳郎[フクダトクロウ]
1936年10月、東京・目黒に生まれる。59年3月、京都・大谷大学文学部卒業。同年4月、朝日新聞東京本社入社。出版写真部長、編集委員などを経て96年10月、定年退職。朝日カルチャーセンター千葉で写真の、同センター新宿でインド美術の講師を務める。前者から生徒さんの親睦写真クラブ「細照雨(そばえ)」が誕生。年金生活のフリーカメラマンとして、雑誌・新聞の取材に駆け回る。02年3月から朝日新聞神奈川版で週1回「花めぐり」の連載が始まる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。