目次
序論 ポストナショナリズム時代の博物館(鈴木紀)
第一部 ポストナショナリズム時代の民族展示(現代のアイヌ民族の文化を展示する試み―民博の常設展示と特別展示(齋藤玲子)
研究から展示への道―アフリカの先住民サン(池谷和信)
先住民の多様性を表現する―ネパールのアーディバーシー(南真木人)
カナダ北西海岸先住民の民族資料とアート作品の展示(岸上伸啓)
先住民の社会運動に寄りそう博物館(鈴木紀))
第二部 ポストナショナリズム時代の博物館と脱植民地化(多様なアイヌ文化を展示する―国立アイヌ民族博物館の脱植民地化の試み(佐々木史郎)
ポスト・ナショナル+ポスト・コロニアル=ポスト・ミュージアム?―南太平洋の博物館における先住民展のキュレーションから得られた教訓(コナル・マッカーシー)
先住民と博物館、キュレーターシップ―カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州からの視点(アンソニー・アラン・シェルトン)
不確かなアーカイブと感情的な文芸―大英博物館の収蔵庫における思索的な実験(ローラ・オソリオ・サンナックス、マグダレナ・アラウス・シーバー、ディエゴ・アテオルトゥア)
世界最大規模の博物館はいかに出現したか―エジプトのナショナリズムと古代文明(末森薫))
第三部 フォーラムとしての博物館の刷新に向けて(変わるミュージアム、広がる対話―ICOMの博物館定義改正の視点から(邱君妮)
デジタル時代における博物館の役割―オーストラリア先住民の語りから歴史を捉える(平野智佳子)
協働展示の先を目指して―北海道立北方民族博物館「ラポロアイヌネイション」展の試みから(野口泰弥)
植民地の記憶を継承する―オランダのミュージアムの試み(松尾瑞穂)
「祭りと芸能」を伝える試み―子供向けワークショップ「五感で体験 日本の祭り」(鈴木昂太))
ラウンドテーブル・ディスカッション
著者等紹介
鈴木紀[スズキモトイ]
国立民族学博物館名誉教授。同博物館特定教授。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。ユカタン大学人類学学校、ニューヨーク州立大学ビンガムトン校大学院、千葉大学文学部、国立民族学博物館超域科学研究部等で研究に従事。専門は文化人類学、ラテンアメリカ文化論、博物館展示学
末森薫[スエモリカオル]
国立民族学博物館人類基礎理論研究部准教授。総合研究大学院大学准教授。筑波大学大学院人間総合科学研究科世界文化遺産学専攻単位取得満期退学。博士(学術)。東京文化財研究所文化遺産国際協力センター、国際協力機構大エジプト博物館保存修復センタープロジェクト、関西大学国際文化財・文化研究センターなどを経て現職。専門は文化財保存科学、文化遺産学、壁画研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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