内容説明
外国にルーツのある子どもたちのニーズに応える保育とは。多文化コミュニティに焦点を当てた綿密なフィールド調査をもとに、具体的なエピソードや事例を通じて、文化的・言語的に多様な背景のある子どもたちのニーズに応える多文化保育の理論を実践的に検証し、さらに進化させるための新たな道筋を探る。
目次
序章 多文化保育を模索する
第1章 共生を目指す保育園の歴史的変遷
第2章 社会構築主義的なエスニシティ観に基づく「ルーツ」
第3章 名前をめぐる実践と保護者と保育者の対話
第4章 公正なペダゴジーとしての異年齢保育
第5章 見守るアプローチを介した公正なペダゴジー
終章 多文化保育を提案する
著者等紹介
長江侑紀[ナガエユキ]
東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。現在、国際基督教大学およびストックホルム大学に所属し、移民の子どもの教育についての研究に従事。専門は教育社会学、異文化間教育、幼児教育。特に、日本とスウェーデンに暮らす移民家庭や国際結婚家庭を対象とした調査を通じて、子どものアイデンティティ形成や子育て戦略、文化的多様性をめぐる教育実践を研究している。博士論文では、日本の保育現場を対象に、文化的多様性の包摂と公正さをめぐる実践をエスノグラフィーの手法で分析。本書はその成果をもとに、教育現場と研究の架け橋となることを目指している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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