目次
序章
第1章 なぜ彼女は子どもより彼を選び続けるのか?
第2章 母親を非難し、父親を不可視化するということ
第3章 DVに関する専門家の神話に挑戦する
第4章 「子どもの目撃」という神話
第5章 「DV事件」という神話
第6章 「守ることの失敗」という神話
第7章 「加害者の責任(アカウンタビリティ)」という神話
第8章 「片親疎外」という神話
第9章 「トラウマインフォームドプラクティス」という神話
第10章 モデルの重要な構成要素と原則―共通言語
第11章 モデルのエビデンスの積み上げ
第12章 サバイバーと実践者の声に敬意を払う
第13章 変革は今、この瞬間から
著者等紹介
マンデル,デイビッド[マンデル,デイビッド] [Mandel,David]
Safe&Together研究所の創設者兼代表であり、Safe&Togetherモデルの考案者でもある。3つの大陸にまたがる約40年間のキャリアの中で、パートナーや子どもに対して暴力を振るったことのある男性のカウンセリングを行い、児童保護、家庭裁判所、その他関連分野に関する高度なコンサルティングを行ってきた。また、数多くの調査研究に貢献し、招待講演者やトレーナーとして世界中でDVについて講演を行っている。Safe&Together研究所の数百人におよぶトレーナーのネットワークの拡大を通じて、Safe&Togetherモデルは、何千人もの専門家の実践を改善し、何万人もの子どもや家族に影響を与えてきた。パートナーであり共同事業者でもあるルース・レイモンド・マンデルと3人の子ども、そしてたくさんの愛すべきペットとともに、コネチカット州の田舎で暮らしている。システムを変える仕事をしていないときは、デイビッドは熱心な旅行者であり、家庭料理のシェフでもある
増井香名子[マスイカナコ]
日本福祉大学社会福祉学部准教授。大阪府立大学大学院人間社会学研究科社会福祉学専攻博士後期課程修了。博士(社会福祉学)。社会福祉士、精神保健福祉士、公認心理師。大阪府の社会福祉職を経て2021年より現職。2022年から子どもが関係するDVへの対応を変革するためのSafe&Togetherモデルの紹介に取り組む。DV被害者と子どもの支援実践研究会(FaV‐RIC研究会)共同代表
岡本正子[オカモトマサコ]
元大阪教育大学教育学部教授。児童精神科医師。大阪府立松心園(当時)、大阪府こころの健康総合センター、大阪府中央子ども家庭センター等で精神科臨床や児童福祉臨床に携わった後、大阪教育大学にて教員養成に携わった。現在は、DV被害者と子どもの支援実践研究会(FaV‐RIC研究会)顧問、NPO法人チャイルド・リソース・センター(CRC)理事
岩本華子[イワモトハナコ]
神戸市看護大学看護学部准教授。大阪府立大学大学院人間社会学研究科社会福祉学専攻博士後期課程修了。博士(社会福祉学)。社会福祉士、精神保健福祉士。DV被害者と子どもの支援実践研究会(FaV‐RIC研究会)事務局。市町村での女性支援に関する研究会である「DV被害者支援と女性相談ブラッシュアップ研究会」を増井香名子と共に主催している
藥師寺順子[ヤクシジジュンコ]
大阪府枚方市子ども未来部参事。大阪府の社会福祉職として、児童相談所児童福祉司、子ども家庭福祉行政、児童相談所として、児童虐待防止や社会的養護の推進に取り組む。2025年4月より現職。DV被害者と子どもの支援実践研究会(FaV‐RIC研究会)共同代表
小川衛子[オガワエイコ]
大阪府東大阪子ども家庭センター所長。1989年に大阪府に社会福祉職として入庁。府立の救護施設、婦人相談所(当時)を経て、2000年より、子ども家庭センター(児童相談所)にて児童福祉司として勤務。2025年より現職・社会福祉士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



