内容説明
あるひ、いしととりがむすばれて、ひとりのこどもがうまれた。なまえはカガカガとつけられた。読んであげるなら4才、自分で読むなら小学校初級むき。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@ヴィタリにゃん
57
日本人離れした絵が迫力満点、迫力あり過ぎて話がこんがらがってしまった(笑)今、我々が食べているのはガガガガが自分のおへそを切って投げ入れた湖から出て来たって!!!もう絶対に嫌だから!!!(笑)2024/04/14
藤月はな(灯れ松明の火)
43
ネイティヴ・アメリカンで有名なトリック・スター的神様、カガカガ。初めて知ったけど、私が知っている神様像とは一線を画すその像に驚愕で顎が外れそうだ。尻尾かなと思っていたらお尻の穴だったり、籠に入れているのは臍(しかも分節可能)だったり、寝転んでいる時の体勢がブリッジだったり、独特過ぎる!更に心赴くままに行動する様は親の眼を離れて好き勝手する子供そのもの。熊の受難もそうだが、特に約束を守ったのに燃やされた上に食べられたお尻の穴は余りにも報われない。物語は食物起源譚だが、古事記でも似たようなものはあったな・・・2025/05/31
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
21
<こどものとも世界昔ばなしの旅 12> カガカガは石と鳥が親の神の子。長いへそとお尻の穴を持っている不思議な姿。神の使いで旅に出るも、お使いの内容が思い出せない(笑)。出会う動物たちをだましたりだまされたりして、旅は続く。北アメリカの先住民ウィネバゴ族の神話に登場するワクジュンカガがモチーフ。2021/04/13
はつばあば
15
なんとまぁこれは北アメリカインディアンの神話だそうだ。世界は広い。神様はいったい何人おわすのだろう。2014/07/08
いっちゃん
14
何?神話?まず主人公が、鳥と石のこども。蛇より長いへそに、長い尻の穴。なんだこれはー!変なお話だった。2017/12/24