出版社内容情報
地球規模で人々の健康に影響を与える課題の解決のために国際的な協力や連携を図るグローバル・ヘルスは、SDGsの目標達成の上で重要な取り組みである。持続可能な社会づくりの観点からグローバル・ヘルスの基礎的な知識を体系的に学ぶことができる入門書。
目次
第1部 グローバルな視点で健康を考える(持続可能な社会と健康;健康について;人間の安全保障と健康―貧困と感染症がもたらす脅威と対応;MDGsからSDGsにおける保健の取り組み;地球環境と健康の関係性;グローバル・ヘルスについて考える)
第2部 保健課題への対応(感染症とグローバル・ヘルス・セキュリティー;リプロダクティブ・ヘルス/ライツと母子保健;非感染性疾患;ユニバーサル・ヘルス・カバレッジとは何か?;日本の健康課題から世界へ―少子高齢化と介護制度)
第3部 保健セクターの取り組み(日本政府の取り組み―国内の取り組みと国際協力―;グローバル・ヘルス・パートナーシップ)
著者等紹介
小林尚行[コバヤシナオユキ]
1964年東京都生まれ。1986年明治学院大学文学部卒、1988年国際基督教大学行政学研究科博士前期課程修了(行政学修士)。国際協力機構(JICA)援助協調課長、母子保健課長、人間開発部次長、共立女子大学非常勤講師、政策研究大学院大学特任教授などを経て、2020年4月より共栄大学国際経営学科教授。同大学埼玉地域協力研究センター長、JICAグローバル・ヘルス・アドバイザーを兼ねる。主な海外経験として、国連開発計画(UNDP)対外資金渉外局プログラム・アドバイザー(米国)、JICAエジプト事務所員、JICAアフガニスタン事務所次長として勤務する他、世界60ヶ国を訪問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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